1997年3月

2015年07月16日/ 1997年新聞記事

1997年3月
1997年3月1日 沖縄タイムス
りゅうきゅうねしあ への便り 辰野和男
基地名にもの申す
戦功者の名に占領意識
→要記事

1997年3月2日 琉球新報
‘97追跡
米軍の直轄工事と環境汚染
国内法や条例の規制及ばず
初歩的な防止措置もなし
怒りに拍車 〝限界〟
→環境 泡瀬通信施設

1997年3月2日 沖縄タイムス
通報遅れ 県民いつもカヤの外
劣化ウラン弾
国内貯蔵 ヤミの中
米軍 法規制の対象外?
→環境 鳥島射爆撃場

1997年3月2日 沖縄タイムス
PCB
米国内では詳細に調査
県内汚染 いまだ原因不明
→環境 キャンプ瑞慶覧

1997年3月2日 沖縄タイムス
梅林宏道氏に聞く 太平洋軍備撤廃運動国際コーディネーター
汚染個所の徹底調査を
軍事機密より環境と健康
→環境

1997年3月3日 沖縄タイムス
大転換沖縄 第2部 きしむ制度 28
特別措置
容易でない依存心解消
零細企業保護に必要

1997年3月3日 琉球新報
屋良朝苗と沖縄戦後史 上 福地曠昭
「祖国と同一の教育必要」
米軍に屈せず信念貫く
→連載・戦後史 要記事

1997年3月4日 沖縄タイムス
大転換沖縄 第2部 きしむ制度 29
沖縄開発庁 1
「基地問題」所管とせず
くすぶり出す不要論

1997年3月4日 沖縄タイムス
今、いいたい 基地・特措法改正 1
「本気で説得したのか」
生徒会活動が転機になった新名春子さん(17)
国へ不信感つのる
「返還で困る地主も」
→連載・基地

1997年3月4日 沖縄タイムス
法改正の論理を問う 1 古川純 専修大教授
憲法の原則を損ねる
無理目立つ政府の対応

1997年3月4日 琉球新報
屋良朝苗と沖縄戦後史 下 比嘉良彦
「復帰それ自体が目的」
無条件の信頼を祖国に
→連載・戦後史

1997年3月4日 琉球新報
「住民生活を完全に無視」
県道104号越え実弾演習
2週連続に強い反発
安富祖稔伊芸区長 移転でなく廃止要求
金武町
→キャンプ・ハンセン 演習その他

1997年3月5日 沖縄タイムス
大転換沖縄 第2部 きしむ制度 30
沖縄開発庁 2
省庁の出向者で構成
「親省庁」優先に批判も

1997年3月5日 沖縄タイムス
県道封鎖で影響は?
米軍の104号演習
住民に基地の賛否も問う
金武町 緊急アンケート
→キャンプ・ハンセン 演習その他

1997年3月5日 沖縄タイムス
今、いいたい 基地・特措法改正 2
「基地返還は徐々に」 爆音常襲地で25年働く前川喜市さん(67)
最終的には全面へ
「騒音は慣れんよ」
→連載・基地

1997年3月5日 琉球新報
特措法改正は違憲
米軍用地強制使用
百万人署名呼び掛け
反戦地主 「公開審理が無意味化」
→強制収用

1997年3月6日 沖縄タイムス
今、いいたい 基地・特措法改正 3
「魂に鉄条網の囲い」 象のオリの中に入った詩人の高良勉さん(47)
見えにくい差別図
日本全体の問題だ
→連載・基地

1997年3月6日 沖縄タイムス
法改正の論理を問う 3 清水誠 神奈川大教授
民主社会の根幹崩す
二重、三重にも国辱的行為
→強制収用

1997年3月6日 琉球新報
バルブボックス撤去
宜野湾市伊佐
交通渋滞の緩和へ
→軍用地 パイプライン

1997年3月6日 琉球新報
大転換沖縄 第2部 きしむ制度 31
沖縄開発庁 3
ぎくしゃくした関係
軸足の相違に不信感

1997年3月6日 琉球新報
ずさんな米軍の護岸工事
防止策せず 海の汚濁進む
泡瀬通信土砂流出
→環境 泡瀬通信施設

1997年3月6日 沖縄タイムス
泡瀬通信施設
米軍また土砂野積み
沖縄市漁協など強く反発
→環境 泡瀬通信施設

1997年3月6日 沖縄タイムス
127万人の実験 第4部 インタビュー 48
地主の意向
砂川直義氏 県軍用地等地主会連合会事務局長
不明確な国際都市形成 実効性のある計画示せ
土地連の姿勢 土地の利用

県土利用
来間泰男氏 沖縄国際大学教授
農業や製造業の展開は マイナス面を見据えて
農業の国際化 国の負担必要

跡利用基金

→跡地利用

1997年3月7日 沖縄タイムス
今、いいたい 基地・特措法改正 4
ぬーがわったーびけん コザの街で生まれ育った照屋隆司さん(30)
不公平に強い不満
米に逆らえぬ政府
→連載・基地

1997年3月7日 沖縄タイムス
法改正の論理を問う 4 我部政明 琉大教授
正念場の「沖縄問題」
無視できぬ未契約地主

1997年3月7日 琉球新報
乏しい「機密扱い」の理由
5・メモ覚書要旨
安波訓練場 奥間レストセンター 八重岳通信所 恩納通信所 ギンバル訓練場 レッドビーチ訓練場 ブルービーチ訓練場 知花サイト 楚辺通信所 読谷補助飛行場 天顔桟橋 キャンプ・マクトリアス キャンプ桑江 泡瀬通信所 普天間飛行場 牧港補給地区 那覇港湾施設 那覇サービスセンター 陸軍貯油施設 鳥島射爆撃場 久米島射爆撃場 浮原島訓練場 津堅島訓練場 瀬名波通信所
→日米地位協定

1997年3月7日 琉球新報
米軍の自由使用を後押し
解説
「5・15メモ」
有名無実の一面も
密室協議の実態浮き彫り

空対地訓練も許容
17施設の未公開部分判明
→空対地訓練の許容はキャンプ・ハンセン

政府、復帰前の合意 文書の一部公開検討
施設、区域使用条件など
→日米地位協定

1997年3月7日 琉球新報
沖縄では合意事項無視
「演習場立ち入り合意」文書
本土より厳しい規制
内容は春秋各1週間 実態は年1回数日間
入会権者に厚い基地の壁
→日米地位協定

1997年3月7日 琉球新報
日米政府の姿勢に怒り
金武町
「条件に自ら違反」
立ち入りを強く要求
→ブルー・ビーチ訓練場

「県民をだまし続けた」民主団体
山川勇沖縄平和運動センター副議長
反戦地主会、照屋秀伝さん
渡久地政弘連合沖縄会長
→日米地位協定

1997年3月7日 琉球新報
まるで〝軍事 植民地〟
基地関連首長
「5・15メモ」
沖縄差別の実態浮き彫り
「なぜこれが非公開」
→日米地位協定

1997年3月8日 沖縄タイムス
劣化ウラン弾発射
「大気汚染は見られず」
米軍が鳥島の環境調査
→環境 鳥島射爆撃場

1997年3月8日 沖縄タイムス
5・15メモ
首長ら怒りあらわ
「県民無視した運用だ」
→日米地位協定

1997年3月8日 沖縄タイムス
解説
押し切られた政府
制服組の意向を前面に

5・15メモ 経過

識者談話
宮里政玄氏 独協大教授 アメリカ外交史
難しい「契約」変更
機能維持を詳細に規定
→日米地位協定 要記事

1997年3月8日 沖縄タイムス
梅林宏道氏 太平洋軍備撤廃運動国際コーディネーター
すべて公開すべき
政治問題化を恐れた政府

我部政明氏 琉大教授
核兵器の明記ない
軍事機密でも要求を…

1997年3月8日 沖縄タイムス
今、いいたい 基地・特措法改正 5
「魚がいなくなった」 米軍演習に憤る久米島漁協長の上原幸一さん(69)
貴重な漁場使えず
「国会も実態調べて」

1997年3月8日 沖縄タイムス
法改正の論理を問う 5 伊藤憲一 青山学院大学教授
その場しのぎの弥縫策
国の業務へ抜本的整備を

1997年3月8日 琉球新報
ニュース透視鏡’97
注目される「5・15メモ」公開
波乱含み橋本・大田会談
県、兵力削減求め対抗姿勢
→日米地位協定

1997年3月8日 琉球新報
あばかれた実態 5・15メモ25年目の中身 上
金武町
突然の立ち入り禁止
ブルービーチ 住民から遠のく砂浜
→連載・基地 ギンバル訓練場

1997年3月8日 琉球新報
劣化ウラン弾30発を回収
日米が鳥島を再調査
→環境 鳥島射爆撃場

1997年3月9日 沖縄タイムス
社説
5・15メモから見えるもの
秘密にしてきた理由は 住民対策上の秘匿だったか 本当の秘密事項はどこに

1997年3月9日 沖縄タイムス
5・15メモ 基地固定化の契約 上
250ページの〝契約書〟
特段の「機密」ない
運用の全体像解明は困難?
→日米地位協定

1997年3月9日 沖縄タイムス
動き出すタウンセンター構想(嘉手納町)
ロータリーに再開発ビル
〝カンフル剤〟は施設局誘致
→嘉手納飛行場

1997年3月9日 沖縄タイムス
米軍用地特措法改正を聞く 各党インタビュー
伊藤茂氏 社民党幹事長
にわかに賛成とはいえない
各レベルの論議が必要
→強制収用

1997年3月9日 沖縄タイムス
今、いいたい 基地・特措法改正 6
黙っていれば容認に 代替ヘリで区民大会を開いた、仲嶺久美子・高江区長
次の世代への責任
末恐ろしい国の方策

1997年3月9日 琉球新報
あばかれた実態 5・15メモ25年目の中身 中
嘉手納町、読谷村
日米政府に強い不信感
NBCや降下訓練 危険にさらされる住民
→連載・基地 嘉手納飛行場 読谷補助飛行場

1997年3月9日 琉球新報
検証 「5・15メモ」 2
告示なき空域が存在
施設庁「公表」への対応に苦慮
→連載・基地 訓練空域・水域

1997年3月10日 沖縄タイムス
5・15メモ 基地固定化の契約 中
米軍に幅広い裁量権
空対地実射も可能
情勢に応じ自由に使える

1997年3月10日 沖縄タイムス
砲弾に食われた山
緑林吹き飛んだ恩納連山
1995年11月29日撮影 1997年3月6日撮影
→キャンプ・ハンセン 要記事

1997年3月10日 琉球新報
南風原町宮城字誌 「戦災調査」から 上 花城清元
字民の戦死率は7割前後
0歳、60代で8割超す
宮城の位置と状況 分析の元にした資料 編集意図 分析結果1
→連載・沖縄戦 要記事

1997年3月10日 琉球新報
あばかれた実態 5・15メモ25年目の中身 下
宜野湾市、那覇市
制限ない普天間飛行場
米軍最優先の那覇軍港
→那覇港湾施設

1997年3月10日 琉球新報
検証「5・15メモ」 3
政府
「公開しても支障ない」
原則非公開で秘密扱いに

1997年3月11日沖縄タイムス
5・15メモ 基地固定化の契約 下
欠落した安全対策
フリーハンドの使用
米軍による米軍のための…

1997年3月11日 沖縄タイムス
大転換沖縄 第2部 きしむ制度 32
沖縄開発庁 4
不要なら組織防衛せず
廃止は県民にマイナス

1997年3月11日 沖縄タイムス
施設局にラブコール
嘉手納町で誘致の横断幕
→自衛隊

1997年3月11日 琉球新報
南風原町宮城字誌 「戦災調査」から 下 花城清元
最後は大見武収容が大半
未解明の部分多い防衛隊
分析結果2
→連載・沖縄戦 要記事

1997年3月11日 琉球新報
検証「5・15メモ」 4
目隠しの基地行政
県、全覚書の公開を要求

1997年3月12日 沖縄タイムス
マラリア慰藉事業が終了へ
29日に石垣市で追悼式
バンナ公園に慰霊碑
→沖縄戦

1997年3月12日 沖縄タイムス
大転換沖縄 第2部 きしむ制度 33
沖縄開発庁 5
軽視の県姿勢に疑問
官邸主導は短期決戦型

1997年3月12日 沖縄タイムス
異なる住所でなぜ?
強制使用手続きミス
「国は、でたらめ」
一坪反戦地主会 法律上許されない
→日米地位協定

1997年3月12日 琉球新報
総点検 在沖米軍基地 5・15メモの〝虚実〟 1
鳥島射爆撃場
「廃弾処理」記述に疑念
地元 使用兵器の明確化要望
→連載・基地 環境

1997年3月13日 沖縄タイムス
127万人の実験 第4部 インタビュー 49
安全保障
宮里松正氏 前衆議院議員
ハワイ並み基地縮小を 中国含めた〝体制〟探れ
最優先の課題 一つひとつ処理

人材育成
宮城豊氏 県経営者協会顧問
産業企業誘致どうする 地元密着型の教育必要
産官学の連携 港湾の一部を貸す

暫定施設

1997年3月13日 沖縄タイムス
米軍用地強制使用 県収用委公開審理
国は346日も不法占拠 地主側
審理にはなじまない 施設局

「これは登記簿殺人だ」
施設局の別人申請を批判
一坪反戦地主会

→強制収用

1997年3月13日 沖縄タイムス
審理終え怒りの地主ら
特措法改正に反発
「施設局はルール無視だ」
→強制収用

話し合う姿勢あるのか
責任逃れは許されない
「改正」で審理無意味に
土地いつになれば戻る

1997年3月13日 沖縄タイムス
申請理由への求釈明要旨
前文 申請理由 手続き
→軍用地強制収用。第二回公開審理

1997年3月13日 沖縄タイムス
財産権制限の論証せず
解説
米軍施設用地強制使用の第2回公開審理
政府の〝弱点〟印象付け
求釈明 収用委も慎重な構え

ニュース断面
「兵力削減論」が活発化?
混迷深める「強制使用」

→強制収用

1997年3月13日 沖縄タイムス
演習やめて93%
金武町の住民アンケート
「県道封鎖の影響」は3割
→演習その他 キャンプ・ハンセン

1997年3月13日 沖縄タイムス
嘉手納基地の騒音増加
北谷町、防止協定から1年間調査
夜間飛行は約2倍
→航空機騒音

1997年3月13日 琉球新報
検証「5・15メモ」 5
基地所在市町村
ほかにも取り決めが…
メモ入手で新たな疑念 国の対応に注目

1997年3月14日 沖縄タイムス
米軍用地特措法改正を聞く 各党インタビュー
志位和夫氏 共産党書記局長
基地押し付ける差別立法
土地強奪は国際法違反

1997年3月14日 琉球新報
米軍基地と日米安保 1 我部政明
基地の使用状態知るべき
78年以後公開ない5・15メモ
→連載・基地 日米地位協定

1997年3月14日 琉球新報
検証「5・15メモ」 6
公開の次は見直し
県 基地の監視強化に不可欠

1997年3月14日 琉球新報
総点検 在沖米軍基地 5・15メモの〝虚実〟 2
ブルービーチ訓練場
民間地域に銃口向ける
町民の立ち入りも原則禁止

1997年3月14日 琉球新報
具志川市に1度も連絡なし
天顔桟橋弾薬積み下ろし
「5・15」運用配慮欠く
昆布自治会 施設局の態度に反発

1997年3月15日 沖縄タイムス
争点 沖縄基地法改正 1
上原康助 社民党外交防衛部会長
日米で縮減明示を
安保全面否定には戻れず
→連載・基地

1997年3月15日 沖縄タイムス
平和ガイド 人気上々
那覇市 1年間に49校案内
経済効果1億4000万円 独自の計算ですが…
→沖縄戦

1997年3月15日 沖縄タイムス
解説
主権免除の原則を維持
「新横田基地公害訴訟」
依然、聖域の外国政府

1997年3月15日 沖縄タイムス
宙に浮く米国の賠償負担
日本が全額、肩代わり

1997年3月15日 琉球新報
総点検 在沖米軍基地 5・15メモの〝虚実〟 3
北部訓練場 安波訓練場
ヘリの騒音被害恒常化
水源地域の汚染に懸念も

1997年3月15日 琉球新報
米軍基地と日米安保 2 我部政明
5・15メモの特徴
特別な訓練を実施か
北部訓練場など3施設 変わらぬ使用条件

1997年3月15日 琉球新報
米国相手の訴え却下
「裁判権は及ばない」
新横田基地訴訟で判決
東京地裁八王子支部

1997年3月16日 沖縄タイムス
政治Q&A
米軍基地5・15メモ
復帰前と同じ使用条件も
法改正のためやむなく公表

1997年3月16日 沖縄タイムス
争点 沖縄基地法改正 2
山崎拓 自民党政調会長
県民の理解を確信
負担の代償措置が振興策

1997年3月16日 沖縄タイムス
焦点インタビュー
比嘉幹郎氏 学者訪米事業団・団長
海兵隊削減 超党派で訴え
米国にも説明責任
人材育成への協力要請も

1997年3月16日 沖縄タイムス
在沖米軍 日本本土に移すべき
米国防大学戦略研究所 「戦略評価・97年版」で指摘
安保維持に必要
「県内移転では解決しない」
反基地運動 同盟関係にダメージ
→要記事

1997年3月16日 琉球新報
総点検 在沖米軍基地 5・15メモの〝虚実〟 4
楚辺通信所
賠償責任追わない米軍
住民無視の取り決めに怒り

1997年3月16日 琉球新報
米軍基地と日米安保 3 我部政明
5・15メモの特徴と疑問
「核兵器」の記述なく
より高いレベルの秘密か

1997年3月17日 琉球新報
総点検 在沖米軍基地 5・15メモの〝虚実〟 5
牧港補給基地
開発妨げる制限水域
撤廃要請もなしのつぶて
→牧港補給地区

1997年3月17日 琉球新報
米国人の生活風景 基地内のひとびと 10 島仲真貴子
「国歌」に直立不動
〝プロ意識〟に関心
→連載・基地

1997年3月17日 琉球新報
平和学習へ意欲みなぎる
ボランティアガイド養成講座
70人がフィールドワーク
修学旅行増加に対応
→沖縄戦

1997年3月18日 沖縄タイムス
南風原陸軍病院壕群
新発見の壕 保存を検討
貴重な手掘り構造
陸上競技場 工事と調整必要
病院壕群検討委
→沖縄戦

1997年3月18日 琉球新報
総点検 在沖米軍基地 5・15メモの〝虚実〟 6
天顔桟橋
弾薬船寄港、通知せず
施設局の姿勢に不信感

1997年3月19日 沖縄タイムス
改正特措法成立 基地問題の今後 2
実効性ない〝国内移転〟
基地そのものを抵抗のカードに
沖縄の痛み すり替え 返還の動き

1997年3月19日 琉球新報
総点検 在沖米軍基地 5・15メモの〝虚実〟 7
普天間飛行場
国内法無視した廃油処理
基地優先の運用に怒り

1997年3月20日 沖縄タイムス
改正特措法成立 基地問題の今後 3
「国の論理」浮き彫りに
「必要最小限」にも「問題視」の声なく
知事、暗然 政府の重圧 逮捕を利用

1997年3月20日 沖縄タイムス
沖縄 島々の創成 太古からのメッセージ 沖縄の聖地 300
渡嘉敷村字渡嘉敷 3 安里英子
集団自決跡地にたたずむ
いまだ癒えぬ魂たち
米軍、本島に先立ち 慶良間に上陸す
→沖縄戦

1997年3月20日 琉球新報
米軍基地と日米安保 6 我部政明
事前協議制の構造
「裏と表」の合意で機能
核再持ち込みも可能に

1997年3月21日 沖縄タイムス
改正特措法成立 基地問題の今後 4
地方の「抵抗権」奪う
県収用委に〝白旗〟求める首相の発言
名目は暫定 徹底論議を 審理は続く

1997年3月22日 沖縄タイムス
騒音「包囲網」を強化
航空機騒音測定オンラインシステム
米軍基地周辺
→嘉手納飛行場、普天間飛行場、那覇空港

1997年3月23日 沖縄タイムス
改正特措法成立 基地問題の今後 5
担保提供で「損失補償」
過去にも例なく憲法上も問題
問題点 無力感

1997年3月23日 沖縄タイムス
民主主義の殿堂に
読谷村新庁舎が落成
門柱に平和の郷・自治の郷

1997年3月23日 琉球新報
総点検 在沖米軍基地 5・15メモの〝虚実〟 8
キャンプ・シュワブ、辺野古弾薬庫
不安招く化学兵器疑惑
復帰前と同じ自由使用保障

1997年3月24日 沖縄タイムス
米軍・104号演習
異例の突然中止
「日程の変更」と続行示唆
→演習その他 キャンプ・ハンセン

1997年3月24日 琉球新報
総点検 在沖米軍基地 5・15メモの〝虚実〟 9
嘉手納弾薬庫
疑惑絶えない核兵器貯蔵
「住民生活への配慮ない」
→嘉手納弾薬庫地区

1997年3月24日 琉球新報
米国人の生活風景 基地内のひとびと 11 島仲真貴子
春は「買車」の季節
〝ピンキリ〟ずらり

1997年3月25日 沖縄タイムス
5・15メモの概要
北部訓練場 伊江島補助飛行場 キャンプ・シュワブ キャンプ・ハンセン 金武ブルー・ビーチ訓練場 嘉手納弾薬庫地区 楚辺通信所 読谷補助飛行場 天顔桟橋 キャンプ・コートニー トリイ通信施設 嘉手納飛行場 キャンプ瑞慶覧 ホワイト・ビーチ地区 普天間飛行場 鳥島射爆撃場 久米島射爆撃場 出砂島射爆撃場 沖大東島射爆撃場 海空軍訓練区域の指定

未公開文書の一覧

1997年3月26日 沖縄タイムス
断行 特措法改正 緊迫する「強制使用」 上
橋本と大田
思惑と苦悩が交錯
首相、安保体制維持に腐心
信頼と隔たり 実といらだち 異なる立場
→連載・基地

1997年3月26日 沖縄タイムス
「強権」再び 特措法改正へ 1
国の新たな土地強奪
〝改正〟に名を借りて
→連載・基地

1997年3月26日 沖縄タイムス
暫定使用と補償を本則明記
楚辺も不法占拠状態回避
特措法改正案の内容判明
→軍用地

1997年3月26日 沖縄タイムス
インタビュー
米海兵隊撤退に賛成 反対

マイク・モチヅキ 上級研究員
撤退で沖縄の負担軽減を
海空軍に緊急展開に重点

パトリック・クローニン米国防大教授
有事で血を流すのは米兵
柔軟な戦力の備えが必要

1997年3月27日 沖縄タイムス
劣化ウラン弾による鳥島の環境汚染調査
未回収地域は10倍の数値
科学技術庁の原子力安全課 大森課長が発表

科学技術庁の話

→環境

1997年3月27日 沖縄タイムス
断行 特措法改正 緊迫する「強制使用」 中
反発と危機感
改正の違法性訴える
惑わされず、公開審理で
政府の怠慢 裏切りはない 混迷政局に関心

1997年3月27日 沖縄タイムス
「強権」再び 特措法改正へ 2
土地は国に盗まれた
所有権訴える地主ら

1997年3月27日 沖縄タイムス
基地の照明 星奪う
球陽高科学クラブ
光の公害を追及
動植物の生態にも影響
→環境

1997年3月27日 琉球新報
総点検 在沖米軍基地 5・15メモの〝虚実〟 10
嘉手納飛行場
全国一の爆音禍続く
米軍機運用の制限なし

1997年3月27日 琉球新報
騒音防止協定締結から1年
滑走路変更で悪化 北谷
嘉手納 宜野湾 微減だが実効性に疑問
→航空機騒音

1997年3月28日 沖縄タイムス
断行 特措法改正 緊迫する「強制使用」 下
埋まらぬ落差
苦悩といらだちの社民
「不法占拠」覚悟で論議を
与党・すれ違い 野党・混とん 政府、自民・譲歩も

1997年3月28日 沖縄タイムス
「強権」再び 特措法改正へ 3
中部一の農地だった
滑走路へと姿変える

1997年3月28日 沖縄タイムス
嘉手納地主会契約拒否
賛同の電話相次ぐ
施設局は戸惑う

無念さ晴らす
名嘉真会長の話

→強制収用 軍用地

1997年3月28日 沖縄タイムス
「もう土地は貸さない」
嘉手納の軍用地主
契約拒否へ立ち上がる
国の不当性もアピール
→強制収用 軍用地

1997年3月28日 琉球新報
識者コメント
特措法改正
法治国家の理念に反する
仲地教授 「多数者による専制だ」
収用委の意欲 そがぬか心配 新井章弁護士(前茨城大教授)
法治主義を破壊する改悪 室井力名古屋大名誉教授(行政法)
不遡及の原則に反する改正 新垣勉弁護士(反戦地主会弁護士)
→強制収用 軍用地

1997年3月28日 琉球新報
インタビュー
宝珠山前防衛施設庁長官
特措法改正は不要
海兵隊削減は時期尚早
途中でのルール変更 法治国家としてわがまま
→強制収用 軍用地

1997年3月29日 沖縄タイムス
「強権」再び 特措法改正へ 4
唯一の土地が国有に
「政府は沖縄捨てた」

1997年3月29日 沖縄タイムス
ニュース断面
嘉手納旧飛行場・地主11人 「契約解除」の狙い
法的効果は不透明
奪われた土地取り戻したい
インパクト 和解勧告 戦後処理
→強制収用 軍用地

1997年3月29日 沖縄タイムス
施設局誘致を決議
嘉手納町議会 「利便性高い」
→自衛隊

1997年3月29日 沖縄タイムス
沖縄市長
予約契約 拒否へ
陸自に提供の市有地
→自衛隊

1997年3月29日 沖縄タイムス
観光の一翼を 67人に認定証
平和・歴史ガイド
「広げたい平和の輪」
→沖縄戦

1997年3月29日 沖縄タイムス
悲しみは終わらない
戦争マラリア犠牲者の遺族 思い複雑
きょう追悼式

「自分の手で慰霊碑を」
波照間島出身の保久盛康さん

新しい出発点に
遅すぎた「決着」悔いも
幸せな生活築くよう
援護会の篠原武夫会長

→沖縄戦

1997年3月29日 琉球新報
総点検 在沖米軍基地 5・15メモの〝虚実〟 11
ホワイトビーチ
2年前に訓練を計画
使用認める記述なし メモ違反の指摘も
→ホワイト・ビーチ地区

1997年3月29日 琉球新報
「慰藉事業」終了へ
戦争マラリア問題
きょう慰霊碑除幕
遺族の戦後に一応の終止符
→沖縄戦

1997年3月30日 沖縄タイムス
「強権」再び 特措法改正へ 5
消えぬ戦争への憎しみ
耳を貸さない司法

1997年3月30日 沖縄タイムス
陸軍病院壕の保存(南風原町)
「戦跡文化財」どう活用
公開に向けた作業具体化
→沖縄戦

1997年3月30日 沖縄タイムス
対論 特措法改正
展望なく形式優先の政府

対論者
前田哲男・東京国際大学教授
田中明彦・東京大学助教授
基本認識 勝手なルール変更 「兵力構成」協議こそ課題
法改正の是非 基地固定化は問題 尊重されるべき財産権
政局への影響 再編のカギ握る正念場の社民党
→強制収用

1997年3月30日 琉球新報
総点検 在沖米軍基地 5・15メモの〝虚実〟 12
キャンプ・コートニー
陸上での訓練は違反
地域は「第2水域」に限定

1997年3月31日 琉球新報
米国人の生活風景 基地内のひとびと 12 島仲真貴子
軍人は〝20年定年〟
軍も再就職の手伝い

1997年3月31日 琉球新報
歴史をどう伝えるか 上 坂本多加雄
慰安婦記述への違和感
歴史教科書にまつわる常識
オーソドックス 特徴的事項とは 自覚化への努力

1997年3月31日 琉球新報
揺れる世界の中で 新崎盛暉
国際紛争と絡む「特措法」
アメリカ人の異常な多さ もはや米国に抗する力なし 安保を背景に対露強硬姿勢






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Posted by 糸満のカッパ at 09:45