1999年11月

2015年06月15日/ 1999年新聞記事

1999年11月1日 沖縄タイムス
私の紙面批評 10月前半 大城冝武
免れない知事の責任
納得できぬ「移設決議」

1999年11月1日 琉球新報
米軍車両からジャッキ転落
国道58号大渋滞

1999年11月1日 琉球新報
安保条約に秘密議事録
60年の改定交渉時に密約
核持ち込み 朝鮮半島有事
事前協議の空洞化証明
琉大の我部教授ら発見

1999年11月2日 琉球新報
普天間代替
最低40年使用を
米国防総省が報告書で明示
「耐用年数は200年」
「期限」折衝、難航か

1999年11月2日 琉球新報
建設業 受注へ走り出す
旧久志村の24社
「移設」にらみJV
ゼネコンとの連携も
工法にも踏み込む

1999年11月3日 琉球新報
ニュース透視鏡‘99
普天間代替「40年使用」
〝半永久〟狙う
日本政府は情報把握か
知事サイド「15年」譲らず

1999年11月4日 琉球新報
目に余る業者は「除外」も
辺野古地区のゼネコン〝暗躍〟 県が異例の方針

1999年11月4日 琉球新報
インタビュー 北部振興策
上間博安北部市町村会会長
雇用創出に財政支援を
「基地絡み」考えたくない

宮城茂北部振興会会長
国に制度上の大枠望む
二極構造実現向け一致団結

1999年11月4日 琉球新報
まーんかい日本 沖縄の針路 14
揺らぐ日本国憲法 上 佐久川政一
憲法改正
目的は軍事大国化
沖縄の基地強化に直結
憲法調査会設置の目的 「改憲論」の歴史的流れ 「改正」の先に見えるもの

1999年11月4日 沖縄タイムス
二見以北に補助金投入
普天間飛行場移設問題
不安の中 受け取り「怖い感じ」
揺れる「基地反対」
進む工事 異例の配慮 再燃を懸念

1999年11月4日 沖縄タイムス
風車
沖縄戦語る遺品を収集
当山盛吉さん

1999年11月5日 沖縄タイムス
大弦小弦
→ガラビ壕

1999年11月5日 琉球新報
拒否姿勢 明確にして
普天間移設で反対協
北部市町村会に要請
上間会長「自治体判断に任す」

「たらい回しはやめて」女性グループ県に要請書

1999年11月5日 沖縄タイムス
人物地帯
普天間飛行場の県内移設に反対する「県民会議」共同代表
佐久川政一さん

1999年11月6日 琉球新報
エッセー 風流無談
読むことの始まり
目取真俊

1999年11月6日 琉球新報
普天間代替で久辺振興協
「移設なら3キロ沖合」
名護で県首脳に伝える
浮体施設の視察も 辺野古区行政委ら

1999年11月6日 沖縄タイムス
沖縄施政権返還とは何だったのか 28 我部政明
核抜きめぐる日米対立
撤去か貯蔵かで攻防
決裂避けて即答できず
「米国の立場」挿入 米軍の行動を論議 核に関する追加分

1999年11月7日 琉球新報
決定しないのに…なぜ?
名護市辺野古
区民から疑問の声
行政委員 メガフロート視察

久志地区企業体が発足

1999年11月9日 琉球新報
「普天間で現実対応の動き」
政府が〝沖縄マニュアル〟
県民意識変化と分析
振興策はタイミング配慮

1999年11月8日 琉球新報
「普天間」代替 名護市シュワブ案
県が市長に直接打診
「市の判断ある」と要請断る

1999年11月8日 琉球新報
企業体が3工法計画
「普天間」代替基地建設
いずれもシュワブ沖
くい打ち式 埋め立て式 海上浮体式
県の公表前に作業加速

1999年11月9日 琉球新報
「普天間移設への対処」概要

1999年11月9日 琉球新報
まーんかい日本 沖縄の針路 15
揺らぐ日本国憲法 下 佐久川政一
「千年紀」の哲学に
第九条、国際レベルで浸透
ハーグ決議と「第九条の会」 全人類の宝物 〝憲法なき沖縄〟の訴え

1999年11月9日 沖縄タイムス
動くか「普天間」 第一部 迫る表明 2
使用期限15年
具体性を欠く構想
中間派向けのカード?

1999年11月10日 琉球新報
「3キロ沖合に建設を」
普天間代替 名護市シュワブ案
市長、受け入れ条件示唆
振興策実施も担保に
問われる住民投票の効力

リコール請求を視野に対策検討 ヘリ基地反対協

15年後に見直し
年内決着のシナリオ 国が県に提示

1999年11月10日 琉球新報
「普天間」移設 政府シナリオ

1999年11月10日 琉球新報
まーんかい日本 沖縄の針路 16
地方分権一括法の成立と課題 上 前津栄健
国と地方
主従から対等・協力へ
地方の自己決定が必要
自治の理想 国のコントロールの余地 自ら問題解決する姿勢

1999年11月10日 沖縄タイムス
内部文書要約

1999年11月10日 沖縄タイムス
動くか「普天間」 第一部 迫る表明 3
調整不足
不透明な選定作業
県、情報開示に消極的

1999年11月11日 琉球新報
名護市長の判断尊重
9月24日の行政委
辺野古区「容認」も視野に
「普天間」で文書避ける

隣接の瀬嵩区が反対決議

1999年11月11日 琉球新報
解説
対立の構図 内包
「普天間」で県内世論二分か
「県民の会」発足

「県民の会」結成宣言(要旨)

1999年11月11日 琉球新報
県遺族連合会長ら
「銃向けた表現 看過できない」
資料館問題 副知事に訴え

1999年11月11日 琉球新報
まーんかい日本 沖縄の針路 17
情報公開法の成立 下 前津栄健
全国
「知る権利」明記の動き
遅れる県内の条例判定
先行した地方自治体 民主国家の標準装備 那覇地裁は含まれず 外交・防衛情報

1999年11月11日 沖縄タイムス
動くか「普天間」 第一部 迫る表明 4
反対派の動き
Xデー 危機感迫る
市長リコールも視野に

1999年11月12日 琉球新報
復旧は15日
レーダー故障 影響続く
嘉手納管制塔
原因なお不明
那覇空港、始発から遅れ

1999年11月12日 琉球新報
嘉手納基地
管制塔レーダー故障
那覇空港 50便に遅れ

1999年11月12日 琉球新報
まーんかい日本 沖縄の針路 18
自治と住民投票 仲地博
国家的事項の民意問う
全国に一石投じた沖縄
自治の発信地・沖縄 条例制定の回り道 三つの自治体 長・議会の世論誘導

1999年11月12日 沖縄タイムス
動くか「普天間」 第一部 迫る表明 5
いざ鎌倉
本音は埋め立て案
熱気が高まる県経済界

1999年11月13日 沖縄タイムス
解説
27年続く「暫定使用」
→嘉手納ラプコン

1999年11月13日 琉球新報
27時間ぶりレーダー復旧
嘉手納管制塔
150便 3万人に影響
那覇空港 宮古経由のケースも

1999年11月13日 琉球新報
嘉手納ラプコン事故で平和団体
〝普通の姿〟程遠く
航空関係者 情報不足に不満

1999年11月13日 琉球新報
修学旅行生600人足止め
航空各社旅行会社 対応にクタクタ
那覇空港

1999年11月13日 沖縄タイムス
沖縄施政権返還とは何だったのか 29 我部政明
「本土並み」と基地の自由使用
事前協議の形骸化示す
米軍の極東防衛の責務認め
字句のすり合わせ 自由使用の抜け道 「イエス」のみ

1999年11月13日 沖縄タイムス
動くか「普天間」 第一部 迫る表明 6
宜野湾市長の立場
待ちの姿勢を貫く
「苦悩」大会にも不参加

1999年11月14日 琉球新報
紙面批評 新報を読んで 仲原弘哲
沖縄の将来見通す報道を
緊張感もたらす読者相談室

1999年11月14日 琉球新報
「普天間」ヘリ部隊 岩国移転「不可能ではない」
米議会調査局が報告書
県内移設 難航した場合

米議会調査局 報告書要旨

1999年11月14日 沖縄タイムス
動くか「普天間」 第一部 迫る表明 7
岸本市長の苦悩
市民と国の圧力
二分される地元に心痛

1999年11月15日 琉球新報
普天間移設問題
受け入れで揺れる 名護市辺野古
「活気再び」思い共通も…
最後のチャンス 賛成派
子や孫のために 反対派
往年の辺野古 振興 沈黙する区民 共通の願い

1999年11月15日 琉球新報
ニュース透視鏡‘99
「普天間」の辺野古移設問題
受け入れに高いハードル
名護市長 沖合3キロ建設求める
市長の不満 「身の処し方」 県、政府に難題

1999年11月15日 琉球新報
単眼複眼
稲嶺知事当選から1年
多くの振興策引き出す
資料館問題で批判 「普天間」最終局面

1999年11月15日 琉球新報
普天間基地
「辺野古移設に反対」
宜野座 松田行政委が決議

1999年11月15日 琉球新報
在沖米軍の実弾砲撃開始
宮城県の王城寺原演習場

1999年11月15日 琉球新報
まーんかい日本 沖縄の針路 19
記号としての日の丸・君が代 上 大城冝武
名実とも「国旗国歌」に
天皇制核の国家再定義か
美しい日本の旗… 絶対天皇制のシンボル 従順な国民育てる 〝神〟と〝人〟の両義性

1999年11月15日 沖縄タイムス
動くか「普天間」 第一部 迫る表明 8
サミットと市民
建前は「交換条件ない」
基地とのリンクに懸念

1999年11月16日 琉球新報
韓国の宗教・文化フォーラムに参加して 平良修
開放策後第1号歌手に
喜納昌吉氏 歓喜の熱唱、歴史の幕開け


1999年11月16日 沖縄タイムス
動くか「普天間」 第一部 迫る表明 9
錯そうする地元
「県全体の問題だ」
受注に向け業者も活発化

1999年11月17日 琉球新報
立法院棟が語るもの 消えゆく歴史建造物 宮城悦二郎
戦後史体験の象徴
米軍占領の事実を後世に

1999年11月17日 琉球新報
「新空港」の整備明記
県、「北部振興策」まとめる
定住20万人を目標
国際交流の促進なども示す

1999年11月17日 琉球新報
まーんかい日本 沖縄の針路 21
ナショナリズムの混迷 上 小熊英二
国旗国歌法の不快
権威への従属深める強制
「権威主義」と「国民主義」 受動的な「賛成」 権威への同調の強制

1999年11月17日 沖縄タイムス
軍事演習場を自然公園に ―ドイツの自治体と住民―
水島朝穂(早稲田大学教授・ボン大学で在外研究中)
「民間利用」の決議が相次ぐ

1999年11月18日 沖縄タイムス
軍事演習場を自然公園に ―ドイツの自治体と住民―
仲地彩子(慶応大学生、ドイツ・ボン大学留学中)
穏やかで優しい平和運動の形

1999年11月18日 琉球新報
普天間代替
軍民共用 受け入れへ
政府、米側の内諾得る

1999年11月18日 琉球新報
刻刻 知事表明 「普天間」移設候補地 1
「辺野古」明記に逡巡
指導力に不安の声

1999年11月18日 琉球新報
単眼複眼
北部地域振興案
「新空港」の位置付け不明確
あいまいな県の態度

結論出せない
岸本・名護市長

1999年11月18日 琉球新報
まーんかい日本 沖縄の針路 22
ナショナリズムの混迷 下 小熊英二
冷戦終結による流動化
「反米」と「親米」 崩れていくバランス
対米従属を示すガイドライン 対米従属と反米指向の矛盾 冷戦下で保たれていたバランス 悪循環の発生を恐れる

1999年11月19日 琉球新報
知事、唇結び「苦渋の選択」
普天間県内移設表明
重大決断に笑顔消える
閣僚、官僚も険しい表情

跡利用推進に期待 宜野湾

1999年11月19日 琉球新報
口閉ざす名護市幹部
岸本市長登庁せず 反対派は拒否訴え

1999年11月19日 琉球新報
解説
政府、県要望に最大配慮
知事の「指導力」焦点

知事発言(要旨)

閣僚発言(要旨)

政府の取り組み方針

1999年11月19日 琉球新報
立法院棟が語るもの 消えゆく歴史建造物 下 小橋川茂
記憶装置としての空間
「歴史の積み重ね」を尊重する視点重要

1999年11月19日 琉球新報
刻刻 知事表明 「普天間」移設候補地 2
ゼネコン
〝大型公共事業〟に魅力
し烈な受注争奪戦

1999年11月20日 琉球新報
「屈辱」「前進」賛否が交錯
県内移設表明
促進協 現実対応と喜ぶ
反対協 阻止署名に全力

受け入れ拒否要請
県民会議と名護市職労

1999年11月20日 琉球新報
3者協議機関を歓迎
政府の振興策で北部市町村長ら
「全体の底上げに」
県内移設には慎重姿勢

1999年11月20日 沖縄タイムス
動くか「普天間」 第二部 それぞれの選択 1
県民大会
基地なくなる日を確信
軍隊のない平和な島返して

1999年11月20日 沖縄タイムス
沖縄施政権返還とは何だったのか 30 我部政明
「核抜き」返還の舞台裏
再持込みの密約に署名
事前協議の日本回答「イエス」
密使のメモ 軍部の検討 

1999年11月20日 琉球新報
刻刻 知事表明 「普天間」移設候補地 3
県内建設業
大手の代理戦争
工法の指定迫る

1999年11月21日 琉球新報
沖縄20世紀の光芒 通年企画 46
振興の落とし穴―海洋博
閉幕後「戦後最大の不況」
観光発展の基点にも
期待は幻想へ 逆流する投資 外れた思惑 倒産の陰に国 多くの教訓

識者の視点
鎌田隆氏 沖縄国際大学教授
総合的な政策こそ重要

海洋博関連年表

1999年11月21日 琉球新報
移設受け入れれば…
市長リコールも
名護
知事にも要請行動
ヘリ基地反対協 緊急幹事会で決定

1999年11月21日 琉球新報
普天間移設問題
もう一つの地元・二見以北
「さらに基地背負うのか」
岸本市長が言った「宝」で地域おこし
見えない爆音 反対だが… 自然が宝

1999年11月21日 琉球新報
刻刻 知事表明 「普天間」移設候補地 4
情報開示
透明度ゼロの選定作業
検討委設置も立ち消え

1999年11月21日 沖縄タイムス
動くか「普天間」 第二部 それぞれの選択 2
返還合意
県内移設に思い複雑
喜んでもらえると信じている

1999年11月22日 琉球新報
「勇気持って拒否を」
普天間代替の名護市
反対派が呼び掛け
街頭に7台の宣伝カー

緊急集会への参加を訴え
ヘリ基地反対協

表情硬く終始無言 稲嶺知事

記者の質問に一切答えず
口元結ぶ岸本市長

糸口みえてきた
宜野湾市長「県は苦渋の決断」

1999年11月22日 琉球新報
「移設は基地縮小」
県内世論割れる
反対派
阻止に向け行動強化
来月、1万人の県民集会

基地強化は容認できない
渡久地連合会長が談話

「負担軽くして」と訴え
講演などで大田前知事

賛成派
「知事は苦渋の決断」
「県民の会」に激励の電話

ドキュメント

識者談話
実態は国の押し付け 前田哲男東京国際大教授(軍縮・安全保障論)の話
間違いなく大きな前進 志方俊之帝京大教授(国際関係論)の話

「普天間」に関する知事語録
県外移設 現実的でない 軍民共用、15年が条件 県民財産が前提

1999年11月22日 琉球新報
実力阻止と反対派
地元住民の表情
名護市東部
闘い強化に決意
賛成派は市長決断に期待

宜野湾
反対派「幅広い運動で逆転」
推進派「真の整理縮小に」

「命より金」の考え批判
伊江島反戦地主の謝花悦子さん
「基地と幸福相いれない」

1999年11月22日 琉球新報
ニュース透視鏡‘99
県の候補地発表前倒し
地元の混乱回避狙う
〝駆け込み表明〟の色濃く
無人の県庁 反対運動拡大前に

1999年11月22日 琉球新報
「普天間」問題経緯

1999年11月22日 琉球新報
普天間移設問題
急展開、一気に緊迫
普天間代替きょう正式発表

名護市
慎重姿勢崩さず
「理由聞いて判断する」

稲嶺知事
TV収録で〝フライング〟

反対協
抗議行動を繰り上げへ
緊急幹事会で決定

対応策
市長、支持者と協議

1999年11月22日 沖縄タイムス
知事の「辺野古」表明 識者評論 1 江上能義
対話の姿勢が欠如
県民世論、未知の領域に

1999年11月22日 沖縄タイムス
動くか「普天間」 第二部 それぞれの選択 3
県民投票
沖縄の複雑な断面浮上
県民意識尊重し解決努力したい

1999年11月22日 琉球新報
刻刻 知事表明 「普天間」移設候補地 5
名護市長
「決断時には支援を」
本心は一切明かさず

1999年11月23日 琉球新報
識者評論 我部政明
結局は振興策に依存
地元住民は「かや」の外

1999年11月23日 琉球新報
単眼複眼
県民間の亀裂に危ぐも
副知事の〝隠密〟行動
不透明さ印象付ける
反対派との対峙避けた?

県内政党コメント
歴史的一歩と評価 自民党県連・嘉数昇明会長
アジアの平和遠のく 社民党県連・新垣善春委員長
知事の責任重い 社大党・新垣重雄書記長
民主主義への挑戦 共産党県委・赤嶺政賢委員長
決断を県民は支持 新進沖縄・外間盛善幹事長
ベターな対応も選択肢 公明党県本・高良政彦代表
強行なら不測の事態 民主党県連・上原康助代表
歴史に大きな汚点 自由連合沖縄・金城浩代表

確実な整理縮小望む 労働団体

大田昌秀前知事に聞く
県外移設こそ現実的
危険性は辺野古も同じ

識者評論 真栄城守定
公約の粛々たる実施
本島二極構想への布石

稲嶺知事会見要旨
岸本市長会見要旨

1999年11月23日 琉球新報
市長、終始硬い表情
反対派住民座り込み 抜き打ち要請に騒然

受け入れ拒否求めアピール
ヘリ基地反対協

1999年11月23日 琉球新報
声震わせ「基地いらない」
「普天間移設」で名護市長会見
迫る決断、住民直訴

県庁へ怒りのこぶし
県民会議が緊急抗議集会

ビデオ撮影めぐり騒動
警察官と市民団体

1999年11月23日 琉球新報
知事 青ざめ、ため息も
会見前
反対派にもみくちゃ

「解決へ一歩前進」
比嘉宜野湾市長が会見

県民の声

1999年11月23日 琉球新報
だまされて死にたくない 第3回国際シンポジウムに寄せて 西尾市郎
米軍の予算確保
仮想敵国で危機あおる
民衆の交流通し真実知ろう

1999年11月23日 琉球新報
安全、環境 どうクリア
「普天間」の辺野古移設
解説
再び名護市長決断へ
受け入れになおハードル

選定過程は明かさず 知事表明

ドキュメント

1999年11月23日 琉球新報(23)
普天間飛行場移設 知事会見全文
県民のみなさま
1 経緯と背景
2 移設への取り組み
3 県の基本的考え方
4 候補地の選定
5 移設の整備条件

1999年11月23日 琉球新報(23)
「普天間」移設の県見解(全文)

1999年11月23日 琉球新報
まーんかい日本 沖縄の針路 24
北朝鮮問題と東北アジアの秩序づくり 李鍾元
有効でない軍事的圧力
地域全体の信頼と軍縮を
外交の季節へ 不要な「核とミサイル」戦略 脅威論による危機の長期化 試金石の六者会談構想

1999年11月23日 沖縄タイムス
動くか「普天間」 第二部 それぞれの選択 4
決断
今と将来に揺れる住民
すべての課題を変えるチャンス

1999年11月24日 琉球新報
普天間代替
15年期限で調整可能
非公式折衝 政府、米から感触
1月の安保委で正式提起

米国防総省は否定的
軍民共用には同意表明

1999年11月24日 琉球新報
普天間移設
「市長は基地拒否を」
名護市役所 反対協が座り込み

県庁前でも座り込み

1999年11月24日 琉球新報
知事の〝隠密行動〟許せん
名護
基地反対協が抗議
「常識外れ」と怒りの声

1999年11月24日 琉球新報
名護市長との面談 見送り
「辺野古沿岸域」選定
稲嶺知事
「できるだけ早く…」も調整つかず
首相にあす報告

青木長官
「15年」前向きに検討
「知事要請」受け、米と協議

「日米防衛首脳会談開きたい」
「普天間」で瓦長官

日本側の移設案 検討が先行する
柳井駐米大使が見解

1999年11月24日 琉球新報
緊迫再び 候補地決定 揺れる名護市 1
異例の発表
「庁議? 聞いてないよ…」
移設地決定知らぬ県部局長も
首脳、一部幹部で秘密裏に筋書き

1999年11月24日 琉球新報
波紋 普天間移設先決定 1
シナリオ
にじむ政府の影
「年内決着」へ水面下の攻防
まずシュワブありき 説き伏せられた知事

1999年11月24日 琉球新報
米軍主導による日米合同委員会 SACO合意に異議あり 中間報告 1 真喜志好一
「整理・縮小」逆手に基地機能を強化
真相説明できない日米両政府

1999年11月24日 琉球新報
まーんかい日本 沖縄の針路 25
強者の論理・弱者の論理 宮里政玄
沖縄
自己主張を世界へ
「パワー」論理越える理念
現実主義と力の政治 理念なきリアリズムの腐敗 力持つ沖縄の理念 現状認識への挑戦

1999年11月24日 沖縄タイムス
動くか「普天間」 第三部 ハードル 1
急がされた県
年内決着に二人三脚
地元受諾までなお曲折

1999年11月24日 沖縄タイムス
知事の「辺野古」表明 識者評論 2 我部政明
将来も沖縄を拘束
期限設定できない日本

1999年11月25日 琉球新報
これ以上の〝戦場〟イヤ
「普天間」移設
ヘリ基地反対協 名護市長にアピール文手交
岸本市長 「決断前、知事と会う」

1999年11月25日 琉球新報
大山朝常さん死去
基地経済から脱却願い
「自立」の気概、常に

1999年11月25日 琉球新報
公安庁が市民運動調査
破壊団体扱い、全国に指示
96年度内部文書
報道関係団体も対象

解説
公安調査庁内部文書
「法の乱用」と反発も
「批判よそに調査」裏付け

識者談話
調査権限の乱用を危ぐ
奥平康弘・東大名誉教授(憲法)の話

1999年11月23日 琉球新報
大山朝常氏を悼む 町田宗徳
コザ、沖縄市の大恩人
米政権下で市政の礎築く

1999年11月25日 沖縄タイムス
遺跡として保存
旧西原村役場の壕跡
50年余り荒れ放題
戦火から戸籍守る

1999年11月25日 琉球新報
「15年」の実現要請
稲嶺・小渕会談
着実な基地整理縮小も
「辺野古沿岸域」選定を伝える
首相 全面的支援を表明

知事発言と要請要旨

1999年11月25日 琉球新報
まやかしの北部振興策 「普天間移設」の条件 上 来間泰男
経済でなく政治の発想
実現疑わしい北部新空港

1999年11月25日 琉球新報
米軍主導による日米合同委員会 SACO合意に異議あり 中間報告 2 真喜志好一
33年前に作成された那覇軍港の移転計画
機能強化、機密保持狙い

1999年11月25日 琉球新報
波紋 普天間移設先決定 2
15年期限
三者三様 もろ刃の剣
足並み そろわぬ国と県

1999年11月25日 琉球新報
緊迫再び 候補地決定 揺れる名護市 2
抜き打ち要請
「知事は来ないんですか」
突然の副知事来訪
不信感の増幅 招いた県対応

1999年11月25日 沖縄タイムス
知事の「辺野古」表明 識者評論 3 梅林宏道
説得力欠く県内移設
「15年期限」に法的拘束力を

1999年11月25日 沖縄タイムス
動くか「普天間」 第三部 ハードル 2
シナリオ追従
進むサミット前合意
国、県の計算違いも露呈

1999年11月25日 沖縄タイムス
オスプレイ沖縄配備 上 真喜志好一
「辺野古」移設は周到な強化計画

1999年11月26日 琉球新報
基地建設の促進決議へ
名護市議会 与党が確認
12月定例会に提出

知事
早期会談を模索
日程空け名護市と調整

1999年11月26日 琉球新報
識者評論
小川和久(軍事アナリスト)
普天間飛行場移設
展望なき工法論議
岸本市長 知事提案拒絶すべき

1999年11月26日 琉球新報
普天間代替 米軍住宅と隊舎移転
米、長期運用で打診
非公式に政府へ 大型機の離着陸も

1999年11月26日 沖縄タイムス
9種の動植物が絶滅危ぐ
環境庁レッドリストに記載
移設先の辺野古沿岸域

1999年11月26日 琉球新報
まやかしの北部振興策 「普天間移設」の条件 下 来間泰男
移設のため〝過剰宣伝〟
実現性ない空港、鉄軌道

1999年11月26日 琉球新報
波紋 普天間移設先決定 3
逡巡
「泥を被る決意」に疑念
「辺野古」明記避ける県 筋書き狂い慌てた政府
野中氏の〝不快感〟 待ち受ける最難関

1999年11月26日 琉球新報
米軍主導による日米合同委員会 SACO合意に異議あり 中間報告 3 真喜志好一
誘導された普天間返還とシュワブ
米軍のマスタープランを分析

1999年11月26日 琉球新報
緊迫再び 候補地決定 揺れる名護市 3
地元の気持ち 上
基地で再び活気づく
活性化訴える賛成派
「沖合」「埋め立て」工法めぐり対立も

1999年11月26日 沖縄タイムス
知事の「辺野古」表明 識者評論 4 五十嵐暁郎
市民投票こそ地元判断
覆せば亀裂修復できず

1999年11月26日 沖縄タイムス
オスプレイ沖縄配備 中 真喜志好一
「普天間返還」は米軍の事情

1999年11月26日 沖縄タイムス
動くか「普天間」 第三部 ハードル 3
県の選定
限界前提にした作業
「最適地」は自然保護区

1999年11月27日 琉球新報
知事追及に手ぐすね
普天間移設 対話実現で反対協
「15年期限などただす」
〝通過儀礼〟を警戒

市民の声聴けと訴え 県庁前で抗議集会

1999年11月27日 琉球新報
「辺野古移設」
知事の協力要請を配布
名護市が55区、22団体に

1999年11月27日 琉球新報
平和求める理念大切に
東アジア国際シンポが開幕
大田昌秀前知事が講演

1999年11月27日 琉球新報
米軍主導による日米合同委員会 SACO合意に異議あり 中間報告 4 真喜志好一
隠された狙いはオスプレイパッド
強化される北部訓練場

1999年11月27日 琉球新報
緊迫再び 候補地決定 揺れる名護市 4
地元の気持ち 下
基地の見方 変わった
無関心から反対へ
自然との共生で地域おこし図る
→東恩納琢磨氏

1999年11月27日 沖縄タイムス
オスプレイ沖縄配備 下 真喜志好一
新たな基地ノー

1999年11月27日 沖縄タイムス
知事の「辺野古」表明 識者評論 5 比屋根照夫
〝歴史不在の選択〟
国策に迎合せず主体性を

1999年11月27日 沖縄タイムス
動くか「普天間」 第三部 ハードル 4
使用期限15年
県民感情を懐柔
政府、県与党内にも溝

1999年11月27日 沖縄タイムス
沖縄施政権返還とは何だったのか 31 我部政明
基地の自由使用
明白な保証求めた米国
真の「取り決め」は依然なぞ
大統領に決断を 「核」の事前協議 軍部の最終要求

1999年11月28日 琉球新報
記者座談会 普天間基地移設
不透明な選定の経緯

ドタバタ発表劇
「対じ」避けた知事
反対派の行動への思惑も

政府の関与
サミット開催でシナリオ
野中発言が流れ変える

振興策で〝軟着陸〟模索
焦点は名護市長判断
「年内決着」はなお流動的
選定理由と透明度 小渕政権の支援

「15年期限」は波乱要因
自然保護問題も絡む
賛否両派の動き 岸本市長の胸中 今後のポイント

1999年11月28日 琉球新報
紙面批評 新報を読んで 児玉啓子
札束の前にひれ伏す
県首脳の姿浮き彫り

1999年11月28日 琉球新報
21世紀へ 伝える・継ぐ 46
くすぬち平和文化館 沖縄市
真栄城夫妻が私財投じ建設
平和を発信する空間
希望の持てる未来 子供たちへ託す
亡き祖母の思い 21世紀の主役に託す

1999年11月28日 琉球新報
波紋 普天間移設先決定 4
振興策
「リンク論」を否定せず
県の「別問題」に疑問視
リンクを黙認 見えない辺野古振興策

1999年11月28日 琉球新報
緊迫再び 候補地決定 揺れる名護市 5
市民の胸中
うずく2年前のしこり
残る住民投票の対立
重大局面に複雑な思い

1999年11月28日 沖縄タイムス
知事の「辺野古」表明 識者評論 6 島田晴雄
北部発展の契機に
国の配慮、主体的に活用

1999年11月28日 沖縄タイムス
動くか「普天間」 第三部 ハードル 5
スケジュール
国と県各自に進行表
条件にらみせめぎ合い

1999年11月29日 琉球新報
反戦地主23人
陳述参加を拒否
「嘉手納」地籍不明地却下不服審査
非公開の聴取に反発

1999年11月30日 琉球新報
日米政府のシナリオ通り
「普天間」移設で県内主要各党座談会
出席者
翁長政俊 自民党県連政調会長
平良長政 社民党県連書記長
喜納昌春 社大党副委員長
赤嶺政賢 共産党県委員長
外間盛善 新進沖縄幹事長
糸州朝則 公明党県本幹事長
司会 嘉数武政経部長

知事表明への見解
苦渋の選択をした知事 翁長氏
県民や地元に相談なし 平良氏
条件なしの返還が当然 喜納氏
偽りの論理で押し付け 赤嶺氏
実行型の決断高く評価 外間氏
選定のプロセス見えず 糸州氏

住民投票との整合性
民主主義と自治の否定 平良氏
歴史的な投票への侮蔑 喜納氏
投票は「海上案」と認識 外間氏

譲れない「15年」と跡利用
経済振興策とのリンク
経済政策に認識の浅さ 赤嶺氏
振興策は両政府の責任 糸州氏
基地の負担軽減が政治 翁長氏

選定作業の透明性
経過は後の説明で十分 外間氏
限りなく〝ゼロ〟に近い 平良氏
対話行政をなおざりに 喜納氏

「15年期限」への見解
県民総参加の論議必要 糸州氏
使用期限の設定は当然 翁長氏
県内移設は基地固定化 赤嶺氏

1999年11月30日 琉球新報
辺野古移設
県、対話集会に難色
面談の意向 反対協の協議見守る

説明会なら会う必要ない
反対協、対話要求へ

1999年11月30日 琉球新報
ひと
基地を憎み人を信じる
第3回沖縄市戯曲大賞を受賞した 上里和美さん

1999年11月30日 琉球新報
波紋 普天間移設先決定 5
〝白紙委任〟
辺野古は希少生物の宝庫
県は環境問題を軽視 国へ配慮求める
県の作業に「制約」 規模拡大か

1999年11月30日 沖縄タイムス
当事者が語る普天間の実相 上
梶山靜六元官房長官
非公式で「返還」提起
不可避だった特措法改正
サンタモニカ 殉教者 継続使用

1999年11月30日 沖縄タイムス
知事の「辺野古」表明 識者評論 7 富川盛武
官製でない振興策を
不明瞭な軍民共用の内容

1999年11月30日 沖縄タイムス
動くか「普天間」 第三部 ハードル 6
跡地利用
新法制定の必要強調
地主要求は国の全面支援





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Posted by 糸満のカッパ at 21:32