1997年2月

2015年07月14日/ 1997年新聞記事

1997年2月
1997年2月2日 沖縄タイムス
ニュース近景遠景
嘉手納基地の燃料流出
改善されぬ連絡体制
事故から5時間半も経過
→環境 嘉手納飛行場

1997年2月4日 沖縄タイムス
戦場彷徨19日 15 船越義彰
米軍目前、敗残兵も動揺
敵中突破し糸満を目指す
→連載・沖縄戦

1997年2月4日 琉球新報
世界最速の米輸送艦寄港
ホワイトビーチ
米豪合同演習に参加
→高速輸送艦カペラ ホワイト・ビーチ地区

1997年2月4日 琉球新報
嘉手納基地
爆音(70デシベル以上)2万3000回超す
2年連続増加 返らぬ静かな夜
→航空機騒音 嘉手納飛行場

1997年2月5日 沖縄タイムス
爆音 2万3千回
昨年1年の嘉手納基地 過去5年で最高
→航空機騒音 嘉手納飛行場

1997年2月5日 沖縄タイムス
随想
中国人になり損ねた先島の人々 上
久貝徳三
琉球国3分割の危機
日本が待遇改善で妥協案

1997年2月5日 沖縄タイムス
戦場彷徨19日 16 船越義彰
「生」への光明見出す
捕虜になることへの願望

1997年2月6日 沖縄タイムス
戦場彷徨19日 17 船越義彰
降伏勧告ビラに心揺れる
米軍の希望に繋がる言葉

1997年2月9日 琉球新報
臨港道路で消える特攻艇「秘匿壕」
平良市
埋もれた歴史 解明待たれる
別の壕群を史跡指定へ
「千円の棺桶」 市の手落ちを批判
→沖縄戦

1997年2月10日 沖縄タイムス
戦場彷徨19日 18 船越義彰
掃海艇に投降した兵士
日本軍が発砲…一瞬目を疑う

1997年2月10日 琉球新報
女性・平和行政推進室を新設
糸満市機構改革案まとまる

1997年2月11日 沖縄タイムス
データ待ちで「遅れ」
劣化ウラン弾誤射
外務省・科技庁
「積み込み場所」不明
必要なら調査,回収も

政府としてデータ分析
外務省が釈明

無人島でも安心できない
「情報公開法でとらえた在日米軍」「隠された核事故」などの著書がある梅林宏道氏の話

解説
「強制使用問題」に波及か 米軍、政府への不信増幅

→環境 鳥島射爆撃場 重要記事

1997年2月11日 沖縄タイムス
使用禁止弾なぜ国内に
実射3回も
ずさん管理 露呈
通報体制、機能せず

改善は言葉ばかり
県、日米政府に抗議の構え

劣化ウラン弾誤射 経緯と政府見解
概要(米側からの連絡) 米側との協議の経緯 安全性 政府の取り組み 注、核兵器に該当せず

1997年2月12日 沖縄タイムス
米軍報道部との一問一答
「カタログの誤りだった」
劣化ウラン弾誤射
使用禁止ではなく有事以外は不使用

1997年2月13日 沖縄タイムス
劣化ウラン弾と知って使用
日本で禁止の記載漏れ
在日米大使館が田英夫氏らに
「有事に必要」と米大使館側

1997年2月13日 沖縄タイムス
照射 復帰後25年の沖縄 11 吉浜忍
地域史と沖縄戦記録 上
若者参加で体験を継承
南風原町12字すべてを調査
悉皆法で 時間との闘い
→連載・沖縄戦

1997年2月14日 沖縄タイムス
照射 復帰後25年の沖縄 12 吉浜忍
地域史と沖縄戦記録 下
平和教育を率先し実践
地域での実体験視座に
若者の戦争認識 発見の連続

1997年2月14日 沖縄タイムス
劣化ウラン弾誤射 米海兵隊訓練の衝撃 2
主権
事故の発生をひた隠し
冷戦後も変化ない 被害は常に住民
遅れる公表 事態は異常
→連載・基地

1997年2月14日 沖縄タイムス
戦場彷徨19日 21 船越義彰
艦砲射撃で重傷負う
米海兵隊の手当て受け病院に

1997年2月15日 琉球新報
衝撃 劣化ウラン弾実射 中
米側の認識
通報遅れで三重の過ち
海兵隊 公表の必要性認めず

1997年2月16日 沖縄タイムス
劣化ウラン弾誤射 米海兵隊訓練の衝撃 3
不信感
県民、国民全体の問題に
水産業や特養施設 なぜ犠牲強いる
海の強制使用 夜間の避難訓練 平和な時代なのに

1997年2月17日 沖縄タイムス
劣化ウラン弾誤射 米海兵隊訓練の衝撃 4
危険性
放射性物質を軍事利用
安保優先 国内法では規制
湾岸戦争で使用 原因不明の病気 核兵器と紙一重

1997年2月17日 沖縄タイムス
地主たちは今〝法の空白〟から20年 1
宜保幸男さん 初代違憲共闘議長
違憲訴え全国行脚
悔しかった〝あの日〟胸に
100カ所回った 立ち入り拒否 30分の1に激減
→連載・戦後史

1997年2月18日 琉球新報
出砂島にも
〝猛爆〟の跡
→写真特集ページ

1997年2月18日 沖縄タイムス
劣化ウラン弾誤射 米海兵隊訓練の衝撃 5
見解
通常兵器の施設内事故
通報すべき 県民に被害の恐れ
通報義務はない 闇に葬られた 沖縄が差別待遇

1997年2月18日 沖縄タイムス
地主たちは今 〝法の空白〟から20年 2
上原祥典さん 77年、法の空白突き那覇基地に立ち入り
返還後も自由なく
土地は平和のため使う

1997年2月19日 沖縄タイムス
象のオリに立て看板
不法占拠日数を表示、糾弾
知花さんら
→知花昌一氏 強制収用 軍用地

1997年2月19日 沖縄タイムス
地主たちは今 〝法の空白〟から20年 3
東江宗照さん 伊江村軍用地地主会副会長
見返り事業で潤い
自宅も「地料のおかげ」
戦争は当然嫌 返還に無関心 この島は複雑

1997年2月20日 沖縄タイムス
久米島 被ばくの可能性も
矢ヶ崎琉大教授まとめ 風向、風速で試算
劣化ウラン弾発射
懸念される人体、環境汚染

試算の概要

→環境

1997年2月20日 琉球新報
公開審理Q&A 高校生と教師の対話 上
土地を強制的に借り上げる手続き
収用委員会って何だろう 土地取り上げ法
→強制収用

1997年2月20日 沖縄タイムス
地主たちは今 〝法の空白〟から20年 4
真栄城玄徳さん 反戦地主
常に沖縄の視点で
再び盛り上がる大衆運動
子供らの成長 根底に父の死 満足げな表情

1997年2月21日 沖縄タイムス
国際都市形成基本計画案 21世紀のグランドデザインから 2
北部圏
自立的な圏域を形成
自然環境の保全を考慮
→跡地利用

1997年2月21日 琉球新報
久米島 慶良間 本島 放射能汚染の可能性
劣化ウラン弾事件
微粉末のウランが風で陸に、と指摘
琉大の矢ヶ崎克馬教授
「米軍の調査報告 信頼できない」
→環境

1997年2月21日 琉球新報
米海軍特殊部隊 92年から県内駐留
海兵隊と密接に連携
1小隊16人配備

ベローウッド配備とも符合
『情報公開法でとらえた沖縄の米軍』の著書梅林宏道氏の話

→ホワイト・ビーチ地区

1997年2月21日 公開審理Q&A 高校生と教師の対話 下
期限切れ確実だが…
使用期限が切れたら 法改正で解決するか
→強制収用

1997年2月21日 沖縄タイムス
地主たちは今 〝法の空白〟から20年 5
内間清子さん 反戦地主
労災認定勝ち取る
休憩わずかの基地労働
体むしばまれ 見る影ない墓 痛みこらえて

1997年2月22日 琉球新報
基地排水管にPCB
沈殿物から検出 環境基準の7万倍
キャンプ瑞慶覧
→環境

1997年2月22日 沖縄タイムス
「今ごろなぜ」「影響は」「基地管理の劣化だ」
高濃度PCBに怒りと不安
北中城村長 週明けに対応協議
→環境

1997年2月22日 沖縄タイムス
国も収用委の姿勢評価
強制使用の第1回公開審理
政府 「不法占拠状態」つくらぬ
特措法改正案国会提出 審理状況見て判断

採決申請の所有者、期間一覧

抵抗は沖縄の必要なカード
宮里政玄・独協大教授(国際関係論)の話
→強制収用

1997年2月22日 沖縄タイムス
様変わりの「審理運営」
解説
〝違憲性〟どこまで追及

ニュース断面
公正中立に期待感も
地主側「だが、幻想持たぬ」
混乱なく整然と 信頼関係は否定 これが本来の形

米軍用地強制使用手続き

→強制収用

1997年2月22日 沖縄タイムス
公開審理への期待
仲地博 琉大教授(行政法)
国民の前で建設的論議を
立法的方法は沖縄差別法
→強制収用

1997年2月22日 沖縄タイムス
公開審理傍聴記
江上能義
国に誠意感じられない
→強制収用

1997年2月22日 沖縄タイムス
制限域内の取材を拒否
外務省「調整の手違い」
→米軍の劣化ウラン弾誤射事件で鳥島射爆撃場周辺海域。環境。

1997年2月23日 琉球新報
県道との段差が10メートル以上
キャンプ瑞慶覧の返還予定地を視察
街づくりは不可能
約30% 文化財分布の緑地帯
宜野湾市議会と宜野湾市軍用土地等地主会
→跡地利用 西普天間地区

1997年2月25日 沖縄タイムス
〝増殖〟
イマイユ「売れん」
観光シーズン 影響も懸念
→米軍の劣化ウラン弾誤射事件 環境。

1997年2月26日 沖縄タイムス
米軍 ずさんな護岸工事
泡瀬通信施設
土砂流出、海を汚す
漁協 「やりたい放題」と怒る
→環境

1997年2月26日 琉球新報
今度は排水たれ流し
米軍泡瀬通信施設 護岸工事区域内
池からポンプで海へ
漁民「非常識すぎる」
土砂流出調査で判明
→環境

1997年2月26日 沖縄タイムス
「鳥島」環境調査
放射線量は異常なし
陸上の直接調査も検討
→科学技術庁の調査 環境

1997年2月27日 琉球新報
キャンプ瑞慶覧PCB検出問題
「ごく少量」強調する米軍
認識の甘さ露呈
→環境

1997年2月27日 琉球新報
台湾2・28事件と沖縄 上 又吉盛清
失業者あふれ、米飢饉も 解放後の台湾
背景に長官公署の腐敗

1997年2月27日 沖縄タイムス
大転換沖縄 第2部 きしむ制度 27
高率補助
分権への取り組みを
問われる自治体の主体性

1997年2月28日 沖縄タイムス
土砂、油 海に流出
泡瀬通信所護岸工事 県と沖縄市が調査

問われる直轄工事

→環境 泡瀬通信施設

1997年2月28日 沖縄タイムス
思潮97 新崎盛暉
沖縄と韓国の交流に想う
訪沖団の若さに強い印象
新しい闘い、新しい世代が…
ほとんど20歳、30歳代 大きく変わった韓国 連帯に逆行の動きも 交流に新しい可能性

1997年2月28日 琉球新報
台湾2・28事件と沖縄 下 又吉盛清
県人の犠牲は30人以上
〝加害者〟としての側面も






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Posted by 糸満のカッパ at 12:20