1997年10月

2015年08月03日/ 1997年新聞記事

1997年10月
1997年10月1日 沖縄タイムス
ガイドライン見直し 第2部 私はこう見る 2
纐纈厚山口大教授
国家主義を植え付けられるのが怖い
総動員体制に拍車かかる
日の丸・君が代 新指針と経済 市民の安全保障

1997年10月2日 沖縄タイムス
久志十区の会結成へ
海上ヘリ建設阻止目指す
12日に総会
→普天間飛行場移設

1997年10月2日 沖縄タイムス
沖縄の米軍基地と東南アの安定
米カンザス大で討論と講演会
米海兵隊の削減否定 アーミテージ元国防次官補
沖縄の負担、不公平 平恒次教授
戦略的に極めて重要 アウアー所長
→平良恒次イリノイ大学教授、ジェームス・アウアー日米研究センター所長

1997年10月2日 沖縄タイムス
村岡官房長官に聞く
基地と振興策は別
全県自貿、県民の了解前提

1997年10月2日 沖縄タイムス
進む基地閉鎖 訪米調査団インタビュー 下
吉田勝彦西部地区班団長 県商工労働部次長
軍施設を民間転用
米国と同じ基準適用を

1997年10月2日 沖縄タイムス
ガイドライン見直し 私はこう見る 3
志方俊之帝京大教授
より重要性増す沖縄での日米協力
支援態勢が双方向になる
どう評価するか 集団的自衛権 沖縄での意味

1997年10月2日 沖縄タイムス
国防総省「日本組」 新指針への道 2
落としどころ発見
暴行事件で本音を把握

1997年10月2日 沖縄タイムス ほーむぷらざ
彩職賢美 294
砂川かおりさん 沖縄環境ネットワーク会員
「女性」と「若者」をキーワードに、これからの社会を模索

1997年10月2日 沖縄タイムス
記者私論
木村文
新ガイドライン
想像力豊かに論議深めたい

1997年10月3日 沖縄タイムス
落胆 安ど 渦巻く夜
修正条例案可決
推進協「リコールだ」
与党側「議論尽くした」
笑み浮かべ「市民の意見で進める」 市長会見

「市民の思い 踏みにじる」
→普天間飛行場移設

1997年10月3日 沖縄タイムス
解説
「四択」めぐり対立
すり替えられた「署名の意義」
→普天間飛行場移設

1997年10月3日 沖縄タイムス
「許せぬ」と怒り
住民団体の反応
かえって勇気わいた 命を守る会
中間層の声反映される 活性化市民の会

名護市議会ドキュメント

住民投票の意味知らない 今井一さん(国民・住民投票を活かす会事務局長)
住民に新たな選択の道残る 笹口孝明新潟県巻町町長
市民を賛成に誘導する内容 仲地博琉球大教授(行政法)
選択肢の項目 市民は熟慮を 前田哲男東京国際大教授(安全保障論)
反対多くても説得力はない 志方俊之帝京大教授(国際関係論)
→普天間飛行場移設

1997年10月3日 沖縄タイムス
市民投票条例案を修正可決

政府の反応
「年内決着」修正へ
「投票、反対派有利」と判断

識者コメント
争点ぼかし危惧 島袋純
→普天間飛行場移設

1997年10月3日 沖縄タイムス
基地立ち入り
地主の申請再び拒否
強制使用 採決への影響必至
→強制収用

1997年10月3日 不明
「基地立ち入り」可決
金武町議会が全会一致
→町議会の基地内立ち入り拒否 キャンプ・ハンセン 山林火災

1997年10月4日 沖縄タイムス
県収用委
申請の基地調査を中止
「地主拒否」で方針
公開審理、年内結審は無理

公平な審理に不可欠
米軍の基地立ち入り拒否 反戦地主ら声明
→強制収用

1997年10月4日 沖縄タイムス
ガイドライン見直し 私はこう見る 4
我部政明琉大教授
戦争想定の一方的な議論はおかしい
有事起こさぬ努力が大切
どう評価するか 周辺事態 日米での動き 論議は十分か

1997年10月5日 沖縄タイムス
ニュース断面
沖縄問題「区切り」の政府復帰記念式典
思惑通りの打ち上げ困難に
海上ヘリ、全県自貿で地元混乱
ぼける「宣言」 けん怠感も

1997年10月5日 沖縄タイムス
「海上ヘリ」の行方 名護市民投票条例可決 2
与野党の思惑
揺れ動いた可否
流れを変えた市長発言

1997年10月5日 沖縄タイムス
ガイドライン見直し 私はこう見る 5
小川和久氏
安保破棄を恐れてきたのはアメリカ
日本の立場認識し主体性を
どう評価するか 米軍にとっての日本 沖縄の役割

1997年10月6日 沖縄タイムス
「海上ヘリ」の行方 名護市民投票条例可決 3
2つの市民運動
勢いづく容認派
対応に苦慮する推進協

1997年10月6日 沖縄タイムス
地元に言わせてよ 海上ヘリポート案 上 石川真生
二見の照屋さん
嘉手納で被害実感
→連載・基地 普天間飛行場移設

1997年10月6日 沖縄タイムス
ガイドライン見直し 私はこう見る 6
水島朝穂
冷戦的発想やめアジアの「安保」を
海外へ緊急展開能力も保持
治癒不可能な違憲性 武力によらぬ方法

1997年10月6日 沖縄タイムス
日米討論 東アジアの安保と沖縄 1
平恒次氏
不公平な基地負担
日本全体の非軍事化を

1997年10月7日 沖縄タイムス
日米討論 東アジアの安保と沖縄 2
ジェームス・アウアー氏
重要度、以前より増す
マリン削減は「半島」次第

1997年10月7日 沖縄タイムス
月間報告 9月

1997年10月7日 沖縄タイムス
「海上ヘリ」の行方 名護市民投票条例可決 4
知事の態度表明
目算狂い遠のく
「普天間」宙に浮く事態も

1997年10月7日 沖縄タイムス
唐獅子
ヒージャーミーの兵隊
吉田健正 桜美林大学国際学部教授
→沖縄戦

1997年10月8日 沖縄タイムス
吉嶺全二さんの死を悼む 宇井純
サンゴ礁の定点観測編みだす
遺志継いで環境保全を
→環境

1997年10月8日 沖縄タイムス
「海上ヘリ」の行方 名護市民投票条例可決 5
崩れたシナリオ
手詰まり状態の国
県や市との調整は投票後

1997年10月8日 沖縄タイムス
地元に言わせてよ 海上ヘリポート案 中 石川真生
久志地区建設業会
早く振興策要求を

1997年10月8日 沖縄タイムス
日米討論 東アジアの安保と沖縄 3
リチャード・アーミテージ元国防次官補
日本の貢献に期待
新防衛指針の法的整備を

1997年10月9日 沖縄タイムス
日米討論 東アジアの安保と沖縄 4
リチャード・アーミテージ元国防次官補
沖縄は重要な拠点
「朝鮮」次第でマリン不要も

1997年10月9日 沖縄タイムス
社説
沖縄戦後資料館が欲しい

1997年10月9日 沖縄タイムス
地元に言わせてよ 海上ヘリポート案 下 石川真生
建設業の社員
区民の立場で反対

1997年10月10日 沖縄タイムス
10・10空襲と避難民 上 福地曠昭
沖縄上陸作戦の開始
3万人が北部に疎開
→連載・沖縄戦

1997年10月10日 沖縄タイムス
ズームアップ
海上ヘリポート 実施計画の年内策定断念
政府
「地元合意」が前提
作業は既定方針通り進行
→普天間飛行場移設

1997年10月11日 沖縄タイムス
10・10空襲と避難民 下 福地曠昭
受け入れで一致協力
班別に分け各家庭に

1997年10月12日 沖縄タイムス
瀬名波通信施設
継続使用で立て看
地主会が返還反対表示
→跡地利用

1997年10月13日 沖縄タイムス
ヘリ基地いらぬ
「二見以北十区の会」結成
→普天間飛行場移設

1997年10月13日 沖縄タイムス
敷居高いよ! 沖縄大使の事務所
二重、三重に〝警備〟
「在外公館を参考にした」

1997年10月15日 沖縄タイムス
新聞週間企画 「偏向」を問う 1
批判勢力の話
似通った二紙の論調
→連載・基地 要記事

1997年10月16日 沖縄タイムス
県内で初の国際政治学会 我部政明
安全保障の将来を論議
沖縄に関する討議一般公開

1997年10月16日 沖縄タイムス
裁判判決で思うこと
キャロリン・B・フランシス
男性中心の日本の法制度
→米兵事件による裁判

1997年10月19日 沖縄タイムス
日本国際政治学会秋季研究大会 初日
政府が解決すべき基地
報告
宮城悦二郎 県公文書館館長 県民に責任を転嫁
我部政明 琉球大教授 基地提供は限界に
→米軍統治時代

1997年10月19日 沖縄タイムス
沖縄問題 「50年間の犠牲」前提に
討論/質疑応答
「75%の基地」が事件の元凶
「人権」で広範にアピール

部会3/国際政治の中の島嶼地域
「構造的沖縄差別」を示唆
2項対立から「離散共同体」へ

報告/「沖縄基地と日米関係」
阪中友久 青山学院大教授 日本も応分に負担
長元朝浩 沖縄タイムス学芸部長 市民の安全保障を

1997年10月20日 沖縄タイムス
日本国際政治学会秋季研究大会 最終日
部会5/日米関係史
最大の狙いは有事協力
新防衛指針の背景分析

部会6/東北アジアの安保
集団安保見直す時
「柔軟な考え方」を強調

報告/「海洋アジアの国際関係」
白石隆 京都大学教授 500年の目で沖縄を
山影進 東京大学教授 海の時代は過渡期

1997年10月20日 沖縄タイムス
討論
田中恭子 静岡県立大教授 海外交易に有利な沖縄
藤原帰一 東京大学助教授 安保後の秩序は不透明
小川忠 国際交流基金アジアセンター アジアの「知の拠点」に
高嶺朝一 琉球新報副論説委員長 「基地カード」使え

フロアとの質疑
地方の主体性発揮しよう

1997年10月20日 沖縄タイムス
新聞週間企画 「偏向」を問う 5
自衛隊取材
つきまとう「便宜供与」

1997年10月21日 沖縄タイムス
新聞週間企画 「偏向」を問う 6
役割
沖縄の実情を伝えねば

1997年10月21日 沖縄タイムス
家永教科書裁判の32年 真実の教育を求めて 1 徳武敏夫
何を問うてきたか
「権力」の介入許さず
民衆の戦争責任も提起
→連載・沖縄戦

1997年10月22日 沖縄タイムス
家永教科書裁判の32年 真実の教育を求めて 2 徳武敏夫
出版労働者の活動
信じ難い検定例も
背景に戦争肯定の思想

1997年10月22日 沖縄タイムス
北朝鮮の中距離ミサイル
沖縄の米基地も標的
米議会で証言
亡命の元外交官ら

1997年10月22日 沖縄タイムス
沖縄関係フィルム
県公文書館への寄贈ストップ
研究家が差し止め提訴
米国立公文書館に保存の2000本
→米軍統治時代 沖縄戦

1997年10月22日 沖縄タイムス
ほぼこれくらい図鑑
海上ヘリポートを那覇市街地に持ってきたら
→要記事 普天間飛行場移設

1997年10月23日 沖縄タイムス
米軍用地強制使用 不明地は却下の可能性
解説
双方の主張 平行線

渡久地会長代理と上間委員が欠席

いつも女性が犠牲/暫定がすでに25年
証言
大城保英さん 地主
又吉京子さん 一坪反戦地主

産業振興の阻害要因
3人が具体的実態報告
→強制収用

1997年10月23日 沖縄タイムス
対論 沖縄
地元紙の報道は「偏向」か
田久保忠衛 杏林大教授
復帰時の論調続く
言論の競争にこそシンポが

門奈直樹 立教大教授
歴史的痛みを代弁
中央に対し市民の論理で
→要記事

1997年10月23日 沖縄タイムス
戦跡保存の課題 全国シンポジウムを踏まえて 上 吉浜忍
目玉は「壕に入る」
「戦争」が見える平和学習へ
壕の教育力 モノによる沖縄戦継承

1997年10月24日 沖縄タイムス
沖縄の歴史、文化学び犯罪起こさないで
米兵教育用のビデオ制作へ
原島大使企画「住民感情理解してほしい」
→米兵事件・事故

1997年10月24日 不明
米軍基地撤去と新ガイドライン
軍事評論家・藤井氏講演
有事で最前線基地化
海兵隊撤退 国民世論で
→藤井治夫氏 軍事評論家

1997年10月24日 沖縄タイムス
戦跡保存の課題 全国シンポジウムを踏まえて 中 吉浜忍
戦争の実相語る
取り組み弱い県内自治体
来年沖縄で集会 沖縄の戦跡の現状 南風原町が先駆け

1997年10月24日 沖縄タイムス
家永教科書裁判の32年 真実の教育を求めて 3 徳武敏夫
演劇人の支援
納得できない検定
「検閲と同じ」と批判

1997年10月24日 沖縄タイムス
ぬちぐすい 高齢社会を迎える住宅づくり 21 村上有慶 沖縄職業能力開発短期大学校
沖縄の住宅事情 1
約84%の住宅が戦争により焼失
戦後は「規格家」に仮住まい
「規格家」 軍政府による応急住宅の建設
→米軍統治時代

1997年10月25日 沖縄タイムス
家永教科書裁判の32年 真実の教育を求めて 4 徳武敏夫
国民の教育権
地域と手を携えて
国の内容立ち入り許さず

1997年10月25日 沖縄タイムス
戦跡保存の課題 全国シンポジウムを踏まえて 下 吉浜忍
地域に戦跡公園を
沖縄戦追体験の場に
壕は歴史的遺産 加計呂麻島の戦跡

1997年10月26日 沖縄タイムス
静けさや 基地にしみ入る 不満の声
被害説明に驚きも
視察10分足らず
外相「普天間」へ

1997年10月26日 沖縄タイムス
家永教科書裁判の32年 真実の教育を求めて 5 徳武敏夫
水の音サラサラに直せ
湯川秀樹の反核も削除

1997年10月28日 沖縄タイムス
家永教科書裁判の32年 真実の教育を求めて 6 徳武敏夫
杉本判決に自民反撃
世界に通用しない制度に

1997年10月28日 沖縄タイムス
PCBなど移して保管
恩納通信所
防衛施設局が方針
近くの基地へ 米軍は引き取り拒否

「早期撤去を願っている」
恩納村の大城助役
→環境

1997年10月28日 沖縄タイムス
沖縄こそ平和発信の拠点に
鼎談
おもろに「殺す」の言葉ない―大田
平和な島の精神を世界に―土井
「平和の礎」に沖縄の心が―シュミット
→大田昌秀 沖縄県知事、土井たか子 社民党党首、シュミット元西ドイツ首相

1997年10月29日 沖縄タイムス
米軍機燃料タンク
FA18から落下?
インディペンデンス艦載
→航空機事故

1997年10月29日 沖縄タイムス
船舶の航路上 通報なかった
燃料タンク落下
八重山市町村会、抗議へ
→航空機事故

1997年10月29日 沖縄タイムス

振興拠点 国へ申請
中南部を国際貢献都市に

1997年10月29日 沖縄タイムス
米国新聞にみる沖縄戦 県史資料編を発行
宮城悦二郎
「集団自決」に衝撃受ける
自国の被害も逐一報道
→沖縄戦

1997年10月29日 沖縄タイムス
家永教科書裁判の32年 真実の教育を求めて 7 徳武敏夫
最高裁は政府の番犬
文部省に教育統制与える

1997年10月30日 沖縄タイムス
家永教科書裁判の32年 真実の教育を求めて 8 徳武敏夫
沖縄戦の真実を削除
軍隊の残虐行為隠す検定

1997年10月30日 沖縄タイムス
米軍機燃料タンク漂流
通報体制の不備批判
八重山市町村会が抗議へ
→航空機事故

1997年10月30日 沖縄タイムス
訓練中に切り離す
米軍機のタンク落下 県、石垣島で調査
→航空機事故

1997年10月30日 沖縄タイムス
恒久平和願い慰霊祭
韓国人戦没犠牲者悼む
→沖縄戦

1997年10月30日 沖縄タイムス
沖縄分は62億円
基地・調整交付金の配分

沖縄県の基地交付金・調整交付金

1997年10月30日 沖縄タイムス
思潮97 新崎盛暉
安保再定義の裏
地球課題に関連 沖縄基地
人類共通の利益顧みない米国
米国が増加量の半分 米国の二重基準

1997年10月31日 沖縄タイムス
12.21海上ヘリ市民投票
選択迫られる市民
名護市
広報活動を本格化
投票率70%以上目標

影響少ないと歓迎
知事の意思表明、年内にも
政府
ヘリ、振興策を加速
取り組み最終局面に

海上ヘリ基地建設の是非を問う市民投票の流れ

海上ヘリポート問題の経過
→普天間飛行場移設

1997年10月31日 沖縄タイムス
解説
投票率アップが課題
今後、双方の議論に注目

1997年10月31日 沖縄タイムス
材質は人体に悪影響
県、迅速な対応求める
米軍機タンク落下
→航空機事故

1997年10月31日 沖縄タイムス
沖縄、太平洋の平和交流拠点に
総合開発法を抜本見直しへ
首都機能移転に対応
次期全総で国土審部会

1997年10月31日 沖縄タイムス
家永教科書裁判の32年 真実の教育を求めて 9 徳武敏夫
「集団自決」
「日本人同士」でも殺害
88年に沖縄出張法廷実現






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Posted by 糸満のカッパ at 10:57