1996年8月

2015年09月27日/ 1996年新聞記事

1996年8月
1996年8月1日 沖縄タイムス
沖縄の作品にクレーム
アトピック・サイト主催側
→楚辺通信所

1996年8月1日 沖縄タイムス
もう一つの基地被害 駐留米兵と交通事故 下 村上有慶
事故後に居場所不明
連絡先も教えてもらえず
施設局の対応 米軍の駐屯擁護 泣き寝入り

1996年8月1日 沖縄タイムス
127万人の実験 第2部 軍用地と跡利用 22
再開発に基地の壁
コンベンションシティー
アフター施設を欠く
ままならない用地取得
「もうひとつ」 宝の持ち腐れ 待てない返還

メーンコア進展に動く市商工会

メモ
キャンプ・マーシー

1996年8月1日 琉球新報
沖縄から日米安保を問う 第7部 本土の基地の街 80
岩国市 山口県 中
基地の存在に疑問はない
滑走路移設が唯一の市民運動
→岩国基地

1996年8月2日 琉球新報
沖縄へのメッセージ 39
鶴見俊輔 哲学者
六月二十三日の終戦

1996年8月2日 琉球新報
沖縄「命こそ宝」 4
寛大な祈念碑
外国人も対等に刻銘
「イチャリバ兄弟」の哲学

1996年8月3日 沖縄タイムス
管制所の回線故障 民間航空機が遅延
「嘉手納ラプコン」
→訓練空域・水域

1996年8月3日 琉球新報
権利のための闘争 徳田博人
沖縄の姿を自ら選択
県民投票は権利行使の機会

1996年8月4日 沖縄タイムス
焦点インタビュー
104号実弾砲撃演習
吉田勝廣氏 金武町長
基地経済に代わるものを
砲撃演習移転後の対策必要
→キャンプ・ハンセン

1996年8月5日 沖縄タイムス
基地内庁舎 棟上げ
読谷村役場
補助飛行場に来春完成

1996年8月5日 沖縄タイムス
日本の安全の出発点。
日米安保と沖縄の基地について

外務大臣 池田行彦
防衛庁長官 臼井日出男
上智大学教授 猪口邦子

日米のしっかりした関係が、アジアに安定感をもたらす
日米安全保障体制をより緊密にするために
基地の提供は日米安保条約による日本の役割
駐留軍用地特別措置法の手続とは
沖縄の米軍基地は整理・統合・縮小をめざす
→政府広報/外務省・防衛庁

1996年8月6日 沖縄タイムス
安保・沖縄で政府が広報
全国75紙に一斉に掲載
「一方的」と批判の声も

1996年8月6日 琉球新報
相次ぐ米兵犯罪に思う 上 篠崎正人
不満が増大し、規律を喪失
沖縄と佐世保 同一の背景と原因
「犯行の原因は個人的な資質か」 「劣悪な艦内居住環境」
→連載・基地 米兵事件・事故

1996年8月8日 琉球新報
相次ぐ米兵犯罪に思う 中 篠崎正人
ストレス強いる航海
長時間狭い艦内に拘束
「米艦マクラスキーの航跡」 「米軍を襲う組織疲労の影」

1996年8月9日 沖縄タイムス
終わらない戦後処理 1
無視される毒ガス被害者
いやされぬ戦争の傷跡

1996年8月9日 琉球新報
相次ぐ米兵犯罪に思う 下 篠崎正人
必要な米軍の再配備
正当性を失った存在
「手柄を立てる職場は街の中?」 「在日米軍基地は米本土に」

1996年8月11日 沖縄タイムス
「残せる物は残すべき」
具志川市議会
戦争遺跡を視察
教育民生委、保存に前向き
「上江洲のマヤーガマ」など7カ所
→沖縄戦

1996年8月11日 沖縄タイムス
基地跡地に「癒しの森」構想 宜野湾市
市民グループ市に提言
「森と水の会」近く発足
→普天間飛行場 跡地利用

1996年8月11日 琉球新報
心のふるさと 基地に消えた集落 16
金武
伊芸区のジャフム岳
基地撤去願う区民の象徴
終戦後の艦砲射撃 基地全面撤去を決議

1996年8月12日 沖縄タイムス
終わらない戦後処理 2
根強い「国家補償」の声
被爆者らの高齢化進む

1996年8月13日 沖縄タイムス
県民投票への視点 インタビュー 4
新崎盛暉氏 沖大教授 沖縄近現代史
歴史的な第三の波
代表制民主主義を活性化
民衆の主体的要求 争点もっと明確に 結果は無視できぬ

1996年8月13日 琉球新報
心のふるさと 基地に消えた集落 18
読谷 下
楚辺に2度の立ち退き命令
芸能に復興をたくす

1996年8月14日 沖縄タイムス
女と男のページ
政府に謝罪、補償求める
慰安婦問題に取り組む 尹貞玉(ユン・ジョンオク)さん講演会
言うこときかねば暴力 軍の倫理押しつけられ
民間基金の一時金を拒否
歴史の真実追究 被害者間の分裂 日本政府の責任

1996年8月14日 沖縄タイムス
終わらない戦後処理 3
元慰安婦の不信感消えず
「国の謝罪による償いを」

1996年8月15日 沖縄タイムス
旧日本軍裁いた英全記録発見
虐殺事件、生体解剖など判明
英国立公文書館で303件

1996年8月15日 沖縄タイムス
終わらない戦後処理 4
赤く塗られた住宅地図
51年間の思い 県民投票に

1996年8月15日 沖縄タイムス
遺そう戦世証言 沖縄戦〝声の礎〟運動音提唱 上 森口豁
体験者の高齢化に危惧
生の声のライブラリーを
ビデオによる収録 沖縄戦記録の三本柱 映像の力の大きさ

1996年8月15日 沖縄タイムス
127万人の実験 第2部 軍用地と跡利用 24
跡地にひしめく庁舎群
部分返還
苦悩の中「ベター」選択 嘉手納
跡地つなぎ街が成長 宜野湾
竜の落とし子 国が譲る番 ドーナツ減少

「カデナ」返還前提に空港都市構想

メモ
共同使用

1996年8月15日 琉球新報
沖縄へのメッセージ 42
井上清 歴史学者
民族一体化の道を

1996年8月16日 沖縄タイムス
遺そう戦世証言 沖縄戦〝声の礎〟運動の提唱 下 森口豁
証言ビデオを後世に
行政と市民の協力に期待
語りのありのままを 県の役割 新たな時代に向けて

1996年8月18日 沖縄タイムス
米軍機事故 2報告書を入手
本紙、米情報公開で
94年の嘉手納F15墜落 エンジントラブル原因

政府対応の鈍さ浮き彫り
→航空機事故

1996年8月18日 沖縄タイムス
情報公開で入手した米軍機事故(概要)
F15イーグル墜落
調査委員会の見解

FA18ホーネット 空中衝突
調査委員会の見解

解説
無視され続けた県の要求
→航空機事故

1996年8月18日 沖縄タイムス
最高裁判決に行政は従うべきか
仲地博琉大教授
〝妥協〟の政治的判断
主張続けるのが自治体の義務
→強制収用

1996年8月18日 琉球新報
ニュース透視鏡’96
基地従業員に2つの組合
安保容認の沖駐労
全駐労幹部に戸惑いも
県民投票に批判的 戦々恐々
→軍作業

1996年8月18日 琉球新報
心のふるさと 基地に消えた集落 19
北中城村
瑞慶覧区、土地へのこだわり
何度も陳情行動展開

1996年8月20日 沖縄タイムス
寄稿
大工哲弘のヤマト唄への逆襲
島唄は国境を越える そんな事はどうでも…
金平茂紀・TBS「筑紫哲也ニュース23」担当デスク

1996年8月20日 沖縄タイムス
地元からの異論 基地移設の日米合意 上
読谷
飛行場返還に新条件
村「通信所と絡めるな」
→連載・基地 読谷補助飛行場 楚辺通信所

1996年8月20日 琉球新報
米軍マンホールから汚水
沖縄市の黙認耕作地 比謝川汚染の懸念も
→環境 嘉手納弾薬庫

1996年8月20日 琉球新報
「戦争体験」と「戦後責任」 上 石川為丸
沖縄と本土に差異
異質な世界に嫌悪感

1996年8月20日 沖縄タイムス
安保と沖縄 もつれ合う糸 1
基地返還
未知の領域で交渉難航
外務、防衛の足並みに乱れ
外務省の沈黙 解決に密約説

1996年8月21日 沖縄タイムス
正念場 基地問題 上
大詰めの折衝
波紋呼んだ吉元発言
政府の対応策が最大焦点
最高裁判決とは別次元 安保不変説にくさび 村山訪米が始まり シナリオは順調に進む

1996年8月21日 琉球新報
在沖米海兵隊
戦闘訓練生々しく
米ロ演習 インターネットに軍事色

1996年8月21日 沖縄タイムス
安保と沖縄 もつれ合う糸 2
極東戦略
前方展開の拠点に固執
日米に出発点から隔たり
流動化を警戒 無言の圧力

1996年8月22日 沖縄タイムス
地元からの異論 基地移設の日米合意 下
伊江
島には島の事情も
「現実踏まえ、地域振興」
→伊江島補助飛行場

1996年8月22日 沖縄タイムス
正念場 基地問題 中
現実対応
「20年で脱基地 可能」
県はシナリオに自信
痛み受け入れながら 許容範囲の嘉手納統合 地主の不利益を軽減 不可欠な海兵隊撤退

返還アクションプログラムと基地収入

1996年8月22日 沖縄タイムス
127万人の実験 第2部 軍用地と跡利用 25
軍転法適用
跡利用に苦慮する地元
「もっと県はかかわりを」
憶測が独り歩き 潜む問題点 まとまった土地

公有地の取り扱いも確実に

メモ
黙認耕作地

1996年8月22日 沖縄タイムス
安保と沖縄 もつれ合う糸 3
特別立法
強硬論封じ軟着陸探る
首相、解散の引き金回避
防衛庁は意欲 進展に好感触も

1996年8月23日 沖縄タイムス
正念場 基地問題 下
「嘉手納」統合
「地元反対なら無理」
日米の沖縄認識にずれ
これ以上まっぴらだ 地元の拒否で窮地に 日米正反対の懸念 百+百=百五十で
→嘉手納飛行場

1996年8月23日 沖縄タイムス
安保と沖縄 もつれ合う糸 4
沖縄振興
経済基盤整備に本腰
基地撤去悲願に安保の壁
急ピッチの調整 本土波及を懸念

1996年8月24日 沖縄タイムス
沖縄の進路 新たな振興策への提言 2
岡本行夫氏 国際コンサルタント
基地負担に特権的配慮を

1996年8月25日 琉球新報
日曜この人
新垣尚子さん UNV連絡調整官
ボランティア発掘が任務
自治体との橋渡し役も

1996年8月25日 沖縄タイムス
検証 住民意思の行方 2
直接と間接
「補完」と「否定」で相克
消化不良の県議会論議

1996年8月25日 沖縄タイムス
基地強制の系譜 最高裁判決を前に 上
法の矛盾
安保優先で無理な解釈
適正手続き欠く国
形式的につじつま合わせ

1996年8月25日 琉球新報
心のふるさと 基地に消えた集落 20
伊佐浜強制接収 上
畑つぶされ住民放心
水豊かな美田、伊佐浜 「稲を植えるな」 未明の土地接収
→キャンプ瑞慶覧

1996年8月26日 沖縄タイムス
基地強制の系譜 最高裁判決を前に 中
反戦地主
「いつもだまされた」
矛盾は判決でも抑えられぬ

1996年8月27日 沖縄タイムス
検証 住民意思の行方 4
拘束力
結果が政府への圧力に
県の不明瞭 対応に疑問

1996年8月27日 沖縄タイムス
基地強制の系譜 最高裁判決を前に 下
重圧
特別法で無理重ね
「国は我慢を強いてきた」

1996年8月27日 琉球新報
那覇
県民投票は無意味
陸自幹部が朝礼で発言

阻害する発言 好ましくない
臼井日出男防衛庁長官の話

→村田秀信 陸上自衛隊第一混成団団長

1996年8月27日 琉球新報
心のふるさと 基地に消えた集落 22
伊佐浜強制接収 下
ブラジルでも辛苦
外国移住なら… 農園の従業員に もう伊佐浜には…

1996年8月29日 沖縄タイムス
解説
二の足踏んだ大法廷
基地政策へ指摘避ける

知事会見要旨

→代理署名訴訟

1996年8月29日 沖縄タイムス
代理署名訴訟・最高裁判決 私はこうみる
古川純 専修大学教授 平和的生存権の救済を全面的に放棄した司法
新井章 弁護士(前茨城大教授) 政治的立場に従属した「法律の番人」の無理

米軍用地強制使用・代理署名訴訟の争点

県内の識者・関係者の声
■沖縄の主張死なず 芥川賞作家・大城立裕氏
■怒りおさまらぬ 有銘政夫違憲共闘会議議長
■三権に踏みにじられた 島袋善祐反戦地主
■審理尽くさずひどい 上原成信一坪反戦地主会関西・沖縄ブロック会長
■県民無視の姿勢あらわに 石原昌家沖縄国際大学教授

1996年8月30日 沖縄タイムス
代理署名訴訟 最高裁判決

読売新聞
「判決」に沿い沖縄解決へ努力を

北海道新聞
沖縄差別に目をつぶった司法

朝日新聞
最高裁も沖縄を拒んだ
日米安保を考える
憲法理念説かぬ大法廷 本土に向けた「反乱」 基地縮小への具体論を

毎日新聞
大法廷判決 基地集中の実態に冷淡だ
安全保障 沖縄の訴えにどう応える

中国新聞
司法は沖縄の心にこたえたか

1996年8月30日 沖縄タイムス
思潮96 新崎盛暉
県民投票を前にして
無にするな自らの主張
どうする 50年の過重負担
問題の原点 求められる憲法判断 歴史の主人公に

1996年8月30日 沖縄タイムス
知事敗訴 最高裁判決 1
スピード審理
外交、防衛避けた判断
上告から4カ月で結論

1996年8月30日 琉球新報
核心評論
大法廷判決
〝沖縄の心〟に響かず 知事の選択幅狭める

1996年8月30日 琉球新報
検証・最高裁判決 2
東京都立大助教授 人見剛氏
「審査の範囲」を具体化
使用認定の審査必要

1996年8月31日 沖縄タイムス
ニュース断面
自民県連の「呼び掛け」撤回
イメージ低下懸念 「勇み足」との声も
賛否…大きな反響 「おしかり」 見解の相違
→「県民投票」への棄権呼び掛け。

1996年8月31日 沖縄タイムス
知事敗訴 最高裁判決 2
憲法の番人
行政への過度な謙譲
国民の信頼を失う恐れ







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Posted by 糸満のカッパ at 18:18